嘉峪関・敦煌シルクロードの旅 2010/8/14 万里の長城 [旅行記(中国編)]
日本代表監督も決まらないようなので、
敦煌旅行記を続けます。
前日の嘉峪関の街の様子はこちら。
リアルタイムの投稿はこちらです。
最初、タクシーの運転手との待ち合わせは6時だったんですが、
朝ごはんも食べられないし、バスの時間まで余裕が
あるっていうことで、7時半出発に変更。
実際、日の出は6時半過ぎでした。
タクシーの車窓から見える山々に、異国情緒を感じつつ、
20分弱で最初の目的地に到着です。
嘉峪関・敦煌シルクロードの旅 2010/8/13 嘉峪関 [旅行記(中国編)]
それでは、グランパスの首位で気分よく、
この前の旅行記を書くことにします。
まずは初日の嘉峪関から。
結局、西安からのフライトは1時間遅れ。
突然搭乗口が変更になって、俺がそれを知った時には、
いきなりFinal Call。
なんじゃそれって、突っ込みながらも、変更された搭乗口へ
走りましたよ。一応ね。
でも、まだ搭乗開始すらしてなかったですけど。
シルクロードの出発点、西安を飛び立った飛行機の
窓から見える景色は、一面の砂漠。
タクラマカン砂漠を掠めながら、嘉峪関空港に着陸しました。
地方空港のお約束。
タラップを降りて空港施設まで歩いていきます。
後悔先にたたず [旅行記(中国編)]
結局、空港のラウンジで朝を迎えました。
最初の案内では23時っていうことだから、中に入っていたんですが、時間になっても誰も現れず。
心配になって係員に聞いたら、「あれ?ホテルに行ってないのか?フライトはキャンセルになったよ。」と。
それからサービスカウンターにいってホテルに連れていってもらおうと思ったら、なんとホテルが一杯で収容できないと。同じ境遇の人が5人。フライトもキャンセルでホテルもないってどうするんだよってごちゃごちゃやっていたら、「キャンセル」ではなく、夜中に飛行機が飛んでくるから、飛ぶことは飛ぶ。4時位のはずだから、ラウンジのソファーで寝ろってことになりました。
はぁ。あの時素直にホテルに行っていれば、もう少し楽に寝れたはずなのに。
さて、やっと今から搭乗です。
ホントに、MUめ。
蘭州空港なう [旅行記(中国編)]
鉄道みたいに分離はできないので、北京行きはそのまま同じ機体で、上海行きは上海から来た別の機体でそれぞれ目的地に向かいます。
が、しかし、です。
上海行きが、例によって遅れています。しかも1時間半も。もともと乗り継ぎ待ち時間が2時間半だったので、計4時間も待つことに・・・。
せっかくなので、空港の前の店で本場の蘭州ラーメンを食べておきました。
どうやら、このフライトの乗客は、待ち時間にホテルがあてがわれたようですが、どうせ行っても一緒なので、中に入ってロビーで待っています。
写真の2枚目と3枚目は敦煌の市内から西北に100キロぐらい行ったところにある玉門関。古代からの西方の関所跡です。そしてその先にある漢代の長城跡。昨日の嘉峪関で西の果てでしたが、あれは明代の万里の長城でこっちは漢代で、もっと歴史がありますからね。ホントは違うルートの関所になる陽関にも行きたかったんですが、時間がなかったのでやめました。まあ、烽火台の土の塊が残っているだけなんですが。
で、この玉門関までの道中はタクシーをチャーターして行ったんですが、敦煌の街をでると、後はゴビ砂漠の中の一方道をひたすらと。しかも、途中には舗装がない箇所もあったりして。そこは砂利道になるんですが、大きな石もあったりで乗り心地の悪いこと。タクシーなんで普通のセダンですし。なので、運転手が少し横にそれて、砂地のところを走ったりもしていました。
そうしたら・・・、
やっちまいましたよ。
砂漠でタイヤが空回りし、スタック。砂漠の真ん中で立ち往生です。
ヤバイ。帰れないかも俺ってマジで思いましたね。本道からそれていたし。
しばらくしたら、別の車が近くを通り掛かり、助けを求めることに。近くに落ちていた枝なんかをタイヤの下に噛ませて、みんなで押してなんとか脱出。まるで、ネタのような出来事でした。
そんな必死の思いで敦煌空港に辿り着いたのに、こんな所で足止めを喰らうとは。
昔のシルクロードの旅を思えば、短い時間で帰れるわけですから、大人しくあと1時間待つことにします。家に着くのは3時近くになりそうですが。
敦煌観光 [旅行記(中国編)]
でも、莫高窟自体はよかったです。乾燥しているから保存状態もいいし。
でも、ガイドさんが言ってました。これからは公開と保存の矛盾の中で大変になると。
さすがに中の写真は禁止なので、外の写真だけ。
午後は玉門関まで砂漠のドライブ。このことはまた後で。
それでは、敦煌空港から飛行機に乗って帰ります。
敦煌で月の砂漠 [旅行記(中国編)]
ホテルにチェックインしたのが、8時前。普通だったら晩飯食って寝るだけになるんですが、ここ敦煌では違います。思いっきり西にあるのに、無理矢理北京に時間をあわしているので、8時でもまだまだ明るいんです。
というわけで、それから鳴沙山に行ってきました。敦煌と言えば出てくる砂漠の山です。
ラクダに揺られて砂山上り。この途中で日が暮れてきて、空には三日月が浮かんでいました。本物の「月の砂漠」です。
砂漠の中に湧く三日月形の泉、月牙泉に行った時にはすっかり日が沈んでしまい、はっきりと見ることができませんでした。本物の三日月を見たから我慢しないといけないのかな。
そして更に待っていたのが満天の星空。雲なんて一つもないし。北の空にはカシオペアと北斗七星が両方見えて、かつて旅人が目印にしたという北極星もはっきりわかりました。頭上には夏の大三角形が浮かび、南にはさそり座も。あそこが砂でなければ、寝転がって星を眺めるのに。
明日はもう一つの敦煌のシンボル世界遺産の莫高窟に朝一で。後は時間の許す限りシルクロードの遺跡巡りをする予定。
でも、テレビを見ていたら、日付が代わって今日8月15日を舟曲水害の哀悼日にして、娯楽は禁止にするって話をしています。
観光は大丈夫ですかね。外ならぬお膝元の甘粛省ですし・・・。
まあ、問題ないことを期待して、さっさと寝ることにします。
嘉峪関観光 [旅行記(中国編)]
西の八達嶺と呼ばれる懸壁長城。明時代の万里の長城の西の端、長城第一墩。そしてシルクロードの要所の関所だった嘉峪関。
見所はこの3ヶ所しかない街ですが、そのそれぞれを楽しみました。
そしてこれからバスの旅。更に西に4時間揺られて進みます。
嘉峪関なう [旅行記(中国編)]
空港からは久々に乗合タクシーでホテルまでやってきました。
ホントは今日の夕方に万里の長城に行って観光するつもりでしたが、タクシーの運ちゃんの薦めにより、明日の早朝から行くことにしました。今から行くと暑いからって。
なので今日はバスの切符を買ったりと明日の準備だけ。そして、軽く街歩き。市場とかも行ってきました。
それにしても、西に来ましたね。まだまだ日が暮れる気配はありません。
西安なう [旅行記(中国編)]
でも、今日はここが目的地ではありません。乗り継ぎで更に西に向かいます。
例によって、DELAYだらけで、ちょっと不安ではありますが。上海からのフライトは定刻通りだったんだけど。
既に出発時間なんだけと・・・。
桂林1泊2日の旅 8月1日 陽朔編 [旅行記(中国編)]
日本がお盆休みなので、やっぱり暇な今週。
なので、明日は休みにしました。
だったら、今晩は気にせず夜更かし・・・、と行きたい
所ですが、そうもいきません。また旅に出ますので。
とは言いながらも、次の旅に出る前に、
桂林旅行記を書き終えておこうと思います。
陽朔の港に着いてから、上陸するまでは接岸の
順番待ち。
ぐるっと一回りしてから、船下り場に向かいます。
周りには、こんな鵜飼いの船も停泊しています。