イノセント・ゲリラの祝祭 [読書記]
なんだか、ワールドカップ開幕を前に、
南アではきな臭い話題もちらほらと。
学生時代には、内戦終了したばかりのカンボジアにも
行って、毎日銃声の響く街は経験済みだと
強がってはいますが、どうなりますか。
傍から見ると、俺も日本の金持ち旅行者になっちゃうからね。
それはさておき、今回の帰国で読み終えた本です。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)
- 作者: 海堂 尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 文庫
バチスタシリーズの第4弾。
今度は病院を飛び出して、厚生労働省の会議室を
舞台に田口・白鳥コンビが活躍する。
うーん。惰性で文庫化されたので買いましたが、
ちょっとずれてきましたね。
ミステリーというよりは、小説の形を借りた
海堂尊の論文っていう印象の方が強く残りました。
Ai導入しないといけないよって言う。
確かに、田口の後輩で本作のキーマンとなる
彦根の描かれ方は、シリーズ共通のエンタテイメント性
があるとは思うんですが。
まだまだ、続きはあるんでしょうが、このシリーズを
読むのはここまでかなぁなんてことも思ったりしました。
ちなみに、日曜日に飛行機の中で読んだ日経に
こんな記事がありました。
ネタ的にはリアルタイムの話題であり、
そういう意味でも、ノンフィクションの枠を超えて
きていますよね・・・。
ご覧頂き、ありがとうございます。
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イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)
- 作者: 海堂 尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 文庫
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