オーデュボンの祈り [読書記]
今日は日本代表のセルビア戦。
続出している故障者の状況が気になるところです。
特に、背番号11 TAMADAのレプリカを既に
作っちゃっている俺としては・・・。
でも、今日は最近読んだ本。
今回の旅ではなく、2月の帰国で読み始め、
3月中ずっとかばんに入りっぱなしになっていた本です。
コンビニ強盗に失敗した伊藤は仙台沖の孤島「萩島」で
目が覚める。未来を予言する案山子の優吾が殺された
謎を島の人々との交流の中から解き明かす。
伊坂幸太郎のデビュー作でもあるミステリー。
伊坂幸太郎って読んだことないなと気になって、
去年帰国時に買って来てあった本。
伊坂幸太郎を読むのはこれで2作目ですが、
共通するのは、絶対ありえないだろうというその前提。
でも、その案山子がものをしゃべって、未来を予言すると
いう前提、そして、今のご時勢、外界と遮断された島が
あるわけないのに、あるという前提で話が進み、
それでいて、ぐいと読者をその気にさせて引き込みます。
今の荻島と江戸時代末期の荻島、そして、荻島と仙台を
場面転換しながら進めるのはうまいなとも思ったり。
最後の、城山の最期はちょっとあっけなすぎるなとも
思いましたが、話が煩雑になるので、ああいう終わり方で
ちょうどなのかもしれないですね。
伊坂幸太郎の最新作は帰国の際に買ってきていますが、
それ以外の作品も順番にしっかりと読まないと
いけないなと思ってます。
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