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1Q84 [読書記]

ガチャピンのアジアMVPと玉ちゃんのランクル賞は
とりあえずスルーして、読んだ本のことを続けます。

今年最大のヒット作。モルジブで読み始め、
この前の沖縄往復の飛行機で読み終えました。
今更ですけどね。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/05/29
  • メディア: ハードカバー

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/05/29
  • メディア: ハードカバー

ジムのインストラクターでもある若き殺し屋の青豆。
予備校講師をして生計を立てる小説家の卵、天吾。
そんなふたりが入り込んだ「こうであったかもしれない」
1Q84年を描いた近過去小説。

読み始めて感じたのは、典型的な春樹ワールドだなと
いうこと。酒と音楽とセックス。そして不思議ちゃん。
別に嫌いじゃないんだけれども、どうしてここまで
売れて騒がれるのかが分からない。
予約数がすごいってことで話題になって、みんなそれに
乗せられて買っちゃったっていうのが多いんじゃなかろうか。
どちらかと言うと、俺もその口だしね。
今まで春樹は文庫本になるのを待って読んでいたのに、
久々に単行本で小説を読んだよ。
春樹の単行本は小学生のときに読んだ「ノルウェーの森」
以来です。

書評を見ると、賛否両論あふれていますが、
それでもやっぱり読むと引き込まれてしまうのが
春樹のうまいところ。

BOOK2のあの終わり方で、完結させて、
それはそれでありだと思うんだけれども、
続編のBOOK3が来年に出されるっていう話。

1Q84 BOOK 3

1Q84 BOOK 3

  • 作者: 村上春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/04/16
  • メディア: 単行本

きっと、読んだ誰もがそれぞれの天吾と青豆のその後を
思い描いているだろうから、どんな続け方にしても、
そのギャップで文句は出るだろうね。

上下巻じゃなくて、BOOK1、BOOK2ってなっていたことで、
さもありなんとは思っていましたが、ちょっと商業主義に
走っているようで、なんだか嫌ですね。
なんてことを言いながら、あんなに1,2を読んだ人が
いるわけだから、BOOK3も売れちゃうんでしょうけど。
って、俺もきっと買っちゃうだろうし。

BOOK3は来年の夏に刊行予定ってことだから、
それまでに、下敷きになっているというオーウェルの
「1984年」も読んでおこうと思います。
この前、しっかり買ってきてあるので。



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