恭王に思いを巡らせ胡同めぐり 2008/6/8 その2 [旅行記(中国編)]
日韓オールスターJOMOカップはよくわからないので、
スルーです。昨年のMVPのグランパスくんも出てないし。
その分、テレビをつけたらSTAR SPORTSで香港で行われている
ING CUP 2008の中継をしていたのでそれを見てました。
上海で試合を見るコートジボワールと日本と同組の
オランダとの一戦。結局1-1の引き分けでした。
観戦の予習だなんて思っていたんですが、色黒の
人が多くて、誰が誰だかよくわかりませんでした。
とりあえず、高さには要注意です。
そんなことより、6月の北京旅行記です。
ホントにオリンピックが始まっちゃいますね。このままだと。
前回はここ。盧溝橋からの続きです。
盧溝橋からタクシーに乗って、向かった先は
恭王府花園。故宮の北側、前海西街にあります。
清代道光帝第6子で咸豊帝の弟にあたる恭親王奕訢の邸宅跡。
奕訢は蒼穹の昴でも出てきた人で、道光帝の皇子の中で、
一番聡明な人として描かれていた。
でも、聡明なゆえに皇帝にはなれず、甥の光緒帝を
宰相として支えることに。
彼が、皇帝になっていたら、清朝末期の歴史は変わって
いただろうなと思いに浸ったりもして。
清代の王府としてほぼ完全な形を残していることで
知られ、邸宅部は未公開ですが、花園が一般公開されています。
って、この2回の北京旅行で故宮だとか頤和園だとか、
いろいろ庭園、花園を見てきたので、そろそろ
食傷気味ではあるのですが。
他の庭園でも見たことあるんですが、
この渦巻状のところは、水を流してこうやって涼むんですね。
元祖打ち水みたいなもんですかね。
もちろんここにも奇岩はあります。
回廊もいろんな趣があります。
飾り窓。
蝠庁。
今は喫茶店になっています。
この岩山の中に蝙蝠がいるみたいです。
湖心亭の周りの池にはアヒルがいました。
またまた、望遠レンズに交換して、
鳥の撮影会の開始です。
って、よく見てみたら、アヒルが留守にしているうちに、
アヒル小屋がスズメに乗っ取られていました。
しっかりえさを横取りしています。
恐るべし、スズメ。
これで軽く一周です。
この時点で、午後3時。
もうちょっと観光できますね。
まずは、少し北上し、后海方面に向かいます。
4月に来たときも輪タクの胡同めぐりでこのあたり
まで来ましたが、改めて眺めてみると、
結構お洒落なカフェとか雑貨屋とかが並んでるん
ですよね。
昼間に来ておいて言うのもなんですが、三里屯よりも
ここら辺のほうが夜も楽しいかもしれません。
地球の歩き方にもそうかかれているし。
ちょうどこの週末からEURO2008が開幕したとき
だったので、バーの多くはテレビ中継を見れることを
売りにしていました。
気になったのはここの看板。
「男足無能看女足」
(男子サッカーは無能だけど、女子サッカーを見よう)
ちょうど、前日の敗戦で、2010年ワールドカップの予選
敗退が決まった中国。同じく開催中だった女子アジアカップの
女子中国代表を応援しようっていうもの。
完全に中国国内では、男子サッカーはコケにされていて、
世界に通用する女子サッカーがもてはやされているんですよね。
后海南沿で見つけたこの看板。
猫って名前の雑貨屋さんです。
そして、その先には木の幹を押さえながら
一心不乱に運動しているおばさんの姿。
公園でやっている人はいるって聞くけれど、
こんな街中でもやるんだね。
銀錠橋の向こうにあるのが老舗の烤肉李。
老舗らしく、昔の様子が人形で展示されてました。
そうそう。この日6月8日がちょうど端午の日。
中国では粽を食べる日です。
もういいかとも思っていたんですが、
昼飯も食ってなかったし、烤肉李の外販コーナーで
粽を売っていたので、1個買ってみました。
が、しかし。
予想に反して、アツアツでなく、なんだか嫌なにおいも
したので、結局食べませんでした。
当日ではないですが、その前の会食で粽を
食べたからよしとしておこうと開き直って。
この烟袋斜街を通り抜け、その後は大きな道を
北上してから、地下鉄に乗って、次の目的地に行く
って言うのがプランだったんですが・・・。
いやいや、胡同で道に迷っちゃいました。
おかげで地下鉄1駅分余分に歩く羽目に。
その詳しくは別の記事に書くことにします。
次回がいよいよ最終回かな。多分。
つづきはこちら。
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by yuki999 (2008-08-03 14:22)