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北京の路地は胡同という 2008/4/6 その2 [旅行記(中国編)]

そろそろ終わりにしましょうか。
北京旅行記。3日目の続きを一気に書いてしまいます。
ここからの続きです。

小降りの雨の中、今度は北京市内を北上。
紫禁城の北側にある前海のほとりに向かいました。
これからの予定は胡同巡り。
輪タクに乗って、回ります。

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胡同巡り輪タク乗り場

胡同巡りはここ専用のガイドさんもついてくる。
俺らの輪タクとガイドさん二人の輪タク2台で
前海のほとりを進みます。

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そして、后海と前海の境になる銀錠橋の畔で輪タクを下りて、
徒歩での胡同巡り開始です。

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胡同とは北京の路地のこと。
集合住宅の中心に井戸があったので、北京に入ってきた、
モンゴル人がモンゴル語の井戸という意味の「フートン」と
呼んだのが由来。漢字には意味はないらしい。

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それぞれの住宅は四方を部屋で囲む四合院と呼ばれる
建築様式で作られて、外部から堅固に守られています。

それぞれの門の前をよく見ると、両サイドに
なんだか石像が置いてあるんですよね。
家によってちょっと形が違ったりする。
なんだろうと思って聞いてみると、その家の家柄を
表すものらしい。

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太鼓の形をしたものは、武人の家。

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印鑑の形をしたものは文人の家。

あと、門に「公」だとか「私」っていうプレートも
貼り付けられていました。

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何かというと、その四合院が国有なのな私有なのかを示す
プレートだって。
国有ならば、修理も全部お上がやってくれるけど、制限があって、
私有だったら、自分で修理しないといけないんだそうです。

なかには、部屋によって所有権が分かれている物件もありました。
公私混同よくわかりません。

Image819.jpg

その中で、一つの四合院にお邪魔しました。
入っていくと、「ニーハオ」の声。
誰だ?と思って見上げると、九官鳥でした。
幼稚園の頃、園で飼っていた九官鳥に「おはよう!」って
必死に教えていたのを思い出しましたが、やっぱり中国だと
ニーハオなんですよね。当たり前か。

ちなみに、このお宅は切り絵の商売もやっていて、
最後はその売り場コーナーに。
やっぱりかって思いましたが、しっかりとヨメが
術中にはまり、お買い上げしてました。

北官房胡同

 

これで、観光の予定は終了。
あとは、昼食を取ってから空港に向かうだけ。

Image820.jpg

昼飯は、四川料理でした。
思い返せば、中国4大料理と呼ばれる料理のうち、
上海料理以外の北京料理、広東料理、四川料理を
まんべんなく食べさせてくれるなんて、よく考えられた
ツアーですね。
去年の夏の杭州旅行は似たような料理の連続で
辟易下のに比べると雲泥の差です。

Image821.jpg

北京っぽく、蒸し餃子も出てきたのはご愛嬌ですね。

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昼食後に北京首都空港へ。
余裕を持った移動だったので、新しい第3ターミナルの
中の散策も出来ました。

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2泊3日の今回の旅。
北京のメインどころは漏れなく詰め込んだっていう
ツアーではありましたが、気になればなるほど、
あそこもいきたかったなと思うところが出てくるのが
人の常。

次に来るのは8月のオリンピックの時なんだけど、
その時はあまり時間がないから、別の機会にも
北京に遊びに行きたいなと思ってます。

あっ、そうだ、ガイドの李さん。
いろいろありがとうございました。

Image827.jpg


タグ:北京 胡同
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