楽園 [読書記]
脱線したついでに、もう少し脱線です。
先に旅行の時に読んだ本のことを書いておきます。
決して、写真の整理が遅れているわけじゃないですよ・・・。
今回の敦煌旅行の往復で読んだ本です。
女性ライター滋子の元に飛び込んできた、ある依頼。
その依頼の謎を解明していく中で、16年前の殺人事件に
まつわる謎解きもすることとなる。
久々に読んだ宮部みゆき。
2月の春節で帰国した際に、文庫化されたばっかりで、
売り上げランキングトップになっていて、
平積みになっていたので買った本。
産経新聞に連載されていた話ですが、「模倣犯」の
続編という位置づけにあります。
9年前の事件っていうのが意味深に描かれていますが、
それが模倣犯の世界なんですね。
宮部みゆきもそれなりにつまみ食いをしていますが、
模倣犯は、そう言えば読んでないですね。俺。
宮部みゆきの現代物によくありそうな、どこにでも
いそうだけど、やっぱりいないそんな人物を
うまく描いています。
新聞連載だから、適度にメリハリもついて、読者を
ひきつけるしね。
床下に死体が埋められて成仏できないなんて、
宮部みゆきの歴史もので、読んだことがあるような
気もしたりしますけどね。
こうなったら、順番が逆だけど、「模倣犯」も
読んだ方がいいのかな。
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