とりあえず上海万博に行ってきた 5月15日 浦東Aゾーン編 [上海万博 2010 世博会]
ホントはグランパスの試合のこともあれですが、
結果があれなので、後回し。
引き続き上海万博第1回レポートの第3弾。
第1弾はこちら。第2弾はこちらです。
船に乗って浦東会場の東の端、AゾーンのL2埠頭に着きます。
浦東会場に来て、やっぱり思ったのが人の多さ。
結局昨日は人の多い日でもあったのですが、
中国人にとって万博はやっぱり万国博覧会であって、
各企業の最新動向の紹介をする企業館なんかよりも、
世界の国々の様子を紹介する外国館の方が興味が
あるんでしょうね。
【日本館】 ※入場せず
Aゾーンの東の端と言えば、日本館です。
今回の上海万博で待ち時間が長いパビリオンとして
知られていますが、昨日も3時間超え、
しかも、こうやって密着しながらの3時間ですから、
つらいですよね・・・。
というわけで、昨日はパス。
次回来た時に、朝一に並ぶことにします。
昨日は愛・地球博のマスコット、モリゾー・キッコロも
来ていたようで、見たかったといえば、見たかったんですが。
そうそう、日本の国旗があるとかないとか話題になって
いましたが、しっかり日本館の前に揚がってましたよ。
ちなみに、真ん中の国旗はクロアチアの国旗。
昨日はクロアチアの日だったようで、要所要所に
揚がってました。
【ベトナム館】
ベトナム館はスペースをゆったり使ったイメージ展示。
周囲には置物がたくさん並びながら。
アオザイのお姉さんを期待していましたが、いませんでした。
残念。
立ち入り禁止のロープを越えて写真を撮っていた
中国人のお姉さんがプールに落ちたのには
言わんこっちゃないと、ほくそ笑んでみたりして。
【ミャンマー館】
隣りのアジア連合館3に入っているミャンマー連合館。
ここは完全に物産展に徹していましたね。
展示物はすべて売り物で、売り物だから写真は撮るなと。
さすが軍事政権国家です。メリハリがついています。
【ラオス館】
隣りにラオス館。
つんつんした寺院のレプリカとか、木材製品の
展示即売会とか。
コーヒーは売っていたんですが、ビアラオは
非売の展示品だけでした。残念。
【イラク館】
アジア連合館3にはイラク館もあることになっては
いましたが、開いていませんでした。
中国人のおばさんが、ドアを押したり引いたりしていましたが、
びくともせず。
昨日だけなのか、まだ工事完了していないのかどっちなんでしょう。
【韓国館】 ※入場せず
外壁がハングル文字で埋め尽くされている韓国館。
韓国館も3時間待ちの勢いだったのでパス。
【アジア連合館1】
6つの国のパビリオンが並ぶアジア連合館1。
モンゴル館でパスポートにスタンプを押すおじさんが、
順番を待たない中国人にぶちきれそうになっているのが
印象的でした。
モルジブ館で、去年の秋の旅行のことを思い出しました。
その南が悪の枢軸エリアです。
【北朝鮮館】
万博開幕後、将軍様が中国に来た時には、要員が
そっちのサポートに回ったとかで閉館になっていた
北朝鮮館も、しっかり開いていました。
万博初登場の北朝鮮。
メインの展示物は4.5メートルの主体思想塔のレプリカ。
あとは噴水だとか世界遺産の洞窟の再現だとか。
北朝鮮にもピラミッドもどきがあるんだなとか、
地方の遊園地チックなところはあるんだなとか
いうことを知ることができました。
外貨獲得のための切手即売コーナーも。
危うく買いそうになりましたが、よく考えたら、
5年前に国境の街、丹東に旅行に行った時に
買ったのがあったなぁということで自粛。
上海市内にある北朝鮮レストランの広告もあったりで、
北朝鮮必死だなと。
上海万博のパスポートは48ページしかなくて、
全パビリオン分の場所がないのですが、
仕方なしに韓国館のところに民族統一を祈念して、
一緒に押してもらおうかと、そのページを開いて
だしたら、おじさんに拒絶されました。
露骨に嫌そうな顔をして。
ヨメにもそりゃそうでしょと突っ込まれましたが、
そんな細かいところまで見ているんですね。
【イラン館】
それでは続いてイラン館。
ここの2階は完全にペルシャ絨毯の大特売市。
猫のペルシャ絨毯なんですが、シャム猫です。
折角なんだから、ペルシャ猫にすりゃいいんじゃないのと
思うのは俺だけでしょうか。
買い物の相手としては、日本人もしっかりターゲットに
入っているらしく、日本語の表示もみられました。
外に出ると、外壁に聖職者たちの絵だとかが書かれて
いたんですが、隅を見てみるとそのままペンキが放置。
これは中国人の気質なんでしょうか。それともイラン人?
【カタール館】
続いて、ちょっと飛ばしてカタール館。
砂漠の民の暮らしだとか、石油のある生活だとか。
カタール2022なんて書いてあるから、何のこっちゃと
思いましたが、サッカーのワールドカップ誘致活動ですね。
日本のライバルなわけです。
果たしてどうなりますことやら。
【UAE館】 ※入場せず
カタール館を出たらどこかからか聞こえてくる音楽。
耳をすますと、隣のUAE館の方から聞こえてきます。
近づいていって、見つけたのは・・・、
アラブな楽団を眺める中国人僧の集団。
さすが万博です。
ここで空いているベンチで一休み。
ヨメと一致した意見が疲れたねということ。
やっぱり朝から歩き回っていたからで。
ホントは夜までいようかと思ってきましたが、
帰る方向で。また来ればいい訳で。
【サウジアラビア館】 ※入場せず
サウジ館も3時間待ち。
サウジ館の前で見かけた4人組。
同じ服を着て、お前らおそ松くんか!って言いたくなりました。
【インド館】 ※入場せず
外観が特徴的なインド館です。
【ネパール館】
インド館と高架歩道を挟んで建つネパール館。
大きな仏塔をイメージしていて、そこに登れるんですね。
【台湾館】 ※入場せず
中国館の北にある台湾館。
一時、中国館の附属設備のように書かれていて
クレームを入れたんだとか。そりゃそうだよね。
ここも人気があるようですが、しっかりと待って並ぶための
スペースを確保してありますね。これなら安心。
【世博軸】
こうして、中心の世博軸にたどり着きました。
ここが上海万博のメインストリートにして、
いろんなお店が集まるところです。
ここからの中国館の眺めは最高。
近いし、こっちも高い場所だし。
絶好の撮影スポットになっていました。
どれくらい絶好の撮影スポットかというと、
こうやって、隣りから人が入り込んで来ないように
ロープで囲われるくらい。
まあ、こんなものがあっても、映り込んで来る人は
くるんですけどね。
そんな場所ということもあり、CCTVのキャスターが
レポートしていたり、
どこかのお偉いさんが、お付きの人たちと
順番に写真を撮りまくったりと、
そんなことがここで行われています。
帰りはプレオープンの時と同様に
上南路の6号門から。
そこから地下鉄に乗って帰ります。
結局、5時前に会場を出たんですが、予想以上に
疲れましたね。
何が疲れるって、中国人との接近戦。
距離感違いますからね、こっちのパーソナルスペースに
どんどん入ってつめてくる。
愛・地球博でも何時間待ちってやりましたが、あの時は
動かない時間が決まっていて、その間はゆっくり待つことが
出来ました。でも、こっちだとぎゅうぎゅうのスペースで
隙あらば前につめようという中国人と一緒ですからね。
心安らぐタイミングがなしですよ。
待ち時間用に折りたたみ椅子と本も持ってきたんですが、
結局使うことはありませんでした。
まあ、7回券を買っちゃったし、毎回無理する必要も
ないので、毎月1回ペースくらいで、順番に回っていこうと
思います。
次回は浦東会場優先で。
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