夢を乗せたスパエク工房 【ロリュオス遺跡群 2009/1/30】

いよいよ今日はACL決戦の日。
仕事は午前中までだったので、既に自宅待機中。
これなら名古屋に飛んでもよかったかななんて
思ったりしながら、BS朝日での生中継を待ちます。
綺麗に映るといいんですが。

さてさて、アンコールワット旅行記。
遺跡観光が終わって、ガイドさんがこの近くで
寄って行きませんかとおすすめするところが
ありました。
どうせ、お土産屋に連れて行って、そこから
バックマージンでももらうんでしょうと思いながら、
聞いてみると、影絵に使う人形の皮細工を
やっている工房がこの近くにあるという。

時間もあるので、行ってみることにしました。

Khmer Art Carving Skin

プリア・コー遺跡の前にあるKhmer Art Carving Skinという
ところがその場所です。

影絵スバエクはカンボジアの伝統工芸。
そのための牛革の影絵人形を作っているのですが、
ここで作業にあたっているのは内戦や地雷によって
孤児となった子供たち。
みんなここで住み込みなんだとか。
ただの孤児院ではなく、こうやって技能を身につけさせる
というコンセプトに共感を覚えます。

人形は１体１ドルから。
裏には作成者の名前が書いてあって、
お買い上げすると作成者と一緒に記念撮影です。
こうやるとモチベーションも上がるだろうね。

ちょっとしたお土産用に6種類買ったんですが、
作者の子供たちはそれぞれ違って、6人と一緒に記念撮影。
写真ではちょっと緊張してこわばった表情の子もいますが、
実際は笑顔あふれた子供たちです。

あと、我々はやりませんでしたが、
実際ここで自分でスバエクを作ることも出来ます。
日本からのツアーでもオプションツアーで
組み込まれていることも多いみたいですね。

このまま子供たちに見送られながら、工房を後にします。

国道6号を再び、シェムリアップ市内に向かって戻った
わけですが、目の前のバイクの荷台が気になります。

追い越した瞬間に確認すると、やっぱりそれは、豚。
豚一匹丸々です。
このときはまだ新型インフルエンザは鳥由来のもの
中心にばかり考えていた時期なので、なんとも
思っていませんでしたが、今思うと・・・。
でも、これが日常の風景なんですよね。

この後、再び米咲で昼ごはん。
旅で疲れている時には、冷たいうどんがいいですね。
どこに行っても日本人だね。俺。

米咲　MAISA

 

このあとは、ホテルに戻って一旦チェックアウト。
荷物をフロントに預けてシェムリアップの街にでます。

旅行全体のまとめ記事はこちら↓。
・2009春節　アンコールワット3泊5日の旅

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タグ：シェムリアップ カンボジア アンコールワット スバエク 影絵 プリア・コー ロリュオス遺跡群