ライ王のテラス＆象のテラス 【アンコール・トム 2009/1/29】

アンコールワット旅行記の続きです。

男池の横から王宮を出て、
その正面に出てきました。

バイヨンから北に繋がる道に面する正面には
テラスが続いています。
パプーオン入り口に繋がる象のテラスから、
北側のライ王のテラスまで。

ライ王のテラスから順に、北から南に歩いていきます。
パプーオンと一体化するように、ジャヤヴァルマン7世によって
12世紀に作られたというこのテラス。
王宮の正面にあり、王族たちが閲兵の時に並んだ場所です。

ライ王のテラス　【アンコール・トム/王宮】

 

このライ王のテラスは三島由紀夫の
「癩王のテラス」でも知られた場所。
後世に修復されていて、内壁と外壁の
二重構造になっています。

壁面には神々と阿修羅、そしてナーガのレリーフが
並びます。

ちなみに、テラスの上にあるライ王の像はレプリカ。
本物はプノンペンの国立博物館にあります。

象のテラス　【アンコール・トム/王宮】

ライ王のテラスの南に350メートルもの長さで連なるのが
象のテラス。

三つの頭を持つ象の彫刻が
それぞれの階段の横に立ちます。

壁面にも躍動感あふれる象のレリーフ。

中央の勝利の門と王宮の塔門をつなぐテラスは
王のテラスと呼ばれ、壁面には
ガルーダとガジャシンハのレリーフが描かれています。

王宮の正門である塔門がこれ。

パプーオンの入り口まで歩いてきたら、
すっかり疲れてしまいました。

犬だってこんなにぐったりするくらい暑いんだから。

アンコール観光に無理は禁物。
パプーオン前でずっと待っていた運転手さんと合流し、
一旦ホテルへ。

ホテルのレストランで、カンボジア風焼きそばを食べてから、
少し昼寝。一番暑い時間は動いちゃ駄目ですよね。

一休みして、ホテルの前にあった小さなマーケットに
行ってから、午後の活動開始です。

ニュー・アンコール・マーケット

 

午後は、一番好きな遺跡であるタ・プロームに行きます。

旅行全体のまとめ記事はこちら↓。
・2009春節　アンコールワット3泊5日の旅

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