大連を見下ろす

ホントは先週末に書き終えておきたかったネタですが、
急に実家に帰ったので仕方がない。

旅順に行って、ロシア人街を散策したのが1日目でした。
2日目の日曜日の戻りのフライトは夕方。
前日遅くまで飲んだこともあり、チェックアウトの時間ギリギリ
までホテルでのんびり過ごして、昼前から活動開始です。

まずは、腹ごしらえから。
中国の東北地方といえば、やっぱり餃子です。
オリンピック広場近くにある餃子屋で
海鮮と牛肉の2種類を。

昼間っから、ビールを飲みながら。

大連なので、大連ブランドの大連干啤です。

食事の後は、大連市内最大の総合公園、
労働公園に向かいます。

大連労働公園

この労働公園。
大連市内中心部にあり、帝政ロシア時代からある公園。
普段は無料で入れるところですが、春節期間で、
「煙花爆竹迎春遊園会」開催中。
入場券を買って中に入ります。

中に入ると、翌日の元宵節を祝うべく、たくさんの灯篭が
ならびます。

もちろん主役は今年の干支の牛。
個人的には自分の卯も気になるんですけどね。

打ち上げに成功した中国の有人ロケット
神舟七号の灯篭もあったりします。
男の子たちは、この前でかっこよくポーズを取って、
写真を撮ってました。

労働公園の南側にはこんな巨大なサッカーボールが
転がっています。
大連がサッカーの街だからあるって言うことなんですが、
かつての大連実徳くらいしか知らないんですけどね。

公園をぐるっと回った後は、サッカーボールの後ろにある、
テレビ塔に登ろうということになりました。

標高170メートルの緑山の山頂に立つ
このテレビ塔。タクシーか何かでその下まで乗りつける
ことも出来ますが、労働公園からリフトでつながっています。

テレビ塔の入場料50元のところ、
リフトとのセット券が80元。
別途保険料を1元取られますが、観光で来たならば、
やっぱり乗らないと。

ちなみに、下りはそりに乗って、滑り台を
下ってきます。リフトの上からもそのレーンが
しっかり見えます。

山頂から見る、リフトです。
あんまり他のお客さんが乗ってないですね。

この緑山に登ると、さっきまでいた労働公園が
手に取るように見えます。

もちろん、大連市街も一望です。

そして、いよいよテレビ塔に突入です。
正式名称は大連観光塔。
かつては大連広播電視台と呼ばれていましたが、
今は観光塔というらしいです。

タワーの高さは190メートル。
先端は海抜360メートルになります。

海抜288メートルににある観光庁まで
エレベーターで一直線。
ちょっと無愛想なエレベーターガールと一緒です。

展望台からは360度の大パノラマの世界。
大連の街のすべてを見下ろすことができます。

惜しむらくは、ガラス窓が汚いこと。
外側の汚れの掃除は難しいだろうけど、
ちょっとげんなりです。

展望台にも軽食・喫茶コーナーがありますが、
降りてから、スタバに行こうという話しになり、
そのままエレベーターに乗って下ってきました。

下りは途中の3階でエレベーターを下ろされて、
そこにある、大連の歴史コーナーなんかを
また見学させていただきました。
前日に見た旅順のことも詳しく書かれてました。

観光塔から出てきて、戻りは滑り台です。
ブレーキ付きのそりで一気に滑り降ります。

中国人のバカップルが俺の後ろから二人乗りで
猛スピードで滑ってきた時は追突されないか
不安になりましたが、途中でブレーキ機能に気付いたようです。
いやいや、怖かった。

大連電視台

労働公園を出て、スタバで休憩した後、空港へ。
ちょっと早かったんですが、後輩も夜の予定が
あるということだったので。

2月の大連ということで、ものすごく寒い覚悟を
してきたのに、暖かい天候。
おまけに2日間とも快晴。
やっぱり、俺の日頃の行いがいいせいかななんて
思いながら、上海行きの飛行機に乗り込みました。

が、しかしです。

搭乗まではスムーズにいっていたんですが、
なかなか飛び立たない。
暖房で眠くなってきたので、一度眠りに落ちたんですが、
起きても、窓の外に見えるのは空港のターミナル。
しまいには、飛ぶ前から機内食サービスが始まるし。

18時出発の予定のフライトでしたが、結局19時過ぎに、
一旦、空港のロビーに戻されました。

どうやら、上海の浦東空港周辺が濃霧で、
離着陸が出来ない状況とのこと。
他の上海行きのフライトも同様に出発できてないし。

結局、飛んだのは3時間遅れの夜9時過ぎ。
予定では家に帰り着いて、大河ドラマ見てくつろいでいる
はずの時間ですよ。まったく。

でも、浦東に着いて、ある程度納得。
空港は完全に霧に包まれてました。

ターミナルについてみると、遅延を表す赤文字だらけ。
フライトによっては、南京や杭州に着陸したのも
あるっていうから、大連で3時間待たされたのは
かわいいほうなのかなと自分を慰めてみたり。

結局、自宅に帰りついたのは日付の変わるころ。
中国国内旅行は、やっぱりトラブルがつき物
なんだよなと改めて痛感したのでした。

大連自体は楽しめただけに、ちょっともったいなかった気も
しますけどね。

 

---

ご覧頂き、ありがとうございます。
よろしければポチっとしてください。

タグ：中国 観光塔 労働公園 大連

コメント 2

滑り台、すごそう。でも楽しそう。
街の中も上海より味がある感じですね。
大連、行ってみたいなぁ。

by macaron (2009-02-23 16:47) 

＞macaronさん
滑り台、お奨めです。
ただし、1元で加入した保険の保険金額は
リフトも含めて２万元です。
自己責任と割り切れる人のみですかね。
中国ですので・・・。
by Teddy (2009-02-25 01:47)