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築地魚河岸三代目 [映画観賞記]

引き続き、上海国際映画祭です。
自虐の詩を見た曹場影城でそのまま続けて見ました。

DSC00643.JPG

筑地魚河岸第三代。

原題は「築地魚河岸三代目」です。
Yahoo!映画

商社マン、恋人の実家である築地魚河岸に
自分の居場所を見出した赤木旬太郎。
恋人の明日香と彼らの周りの人たちとの人間模様を
通し、旬太郎の成長を描く。

いやいや。日本で公開中の映画が、上海で見られるなんて。
他にも純喫茶磯辺とか公開前のもあったんだけど、
タイミングが合わなかったんだよね。

で、この築地魚河岸三代目。
俺にとって、大沢たかおはやっぱり深夜特急。
なんだか、かばんを背負って走り回っている姿は、
沢木耕太郎の姿がダブって見えてきて。

そして、田中麗奈はなんていったって、なっちゃん。
もう大人になったんだよなって思ってみていたら、
回想シーンで中高生の姿まで演じていて、
おお、まさしくなっちゃんだって喜んじゃいました。
ある意味ぎりぎりでしたけどね。

松竹はどうやらこれをシリーズ化する気みたいで、
本作はある意味「第0弾」という位置づけみたいですね。
旬太郎が築地に入るまでを描いていたわけだし。

シリーズ化するっていうこともあるんだろうけど、
脇も豪華ですね。
特に魚辰の大黒柱英二を演じる伊原剛志がいい。
先に見た「自虐の詩」のイサオも無口な男でしたが、
この英二もまた無口。でも、その英二が放つ少ない言葉
一つひとつが重く意味がある。

観終わってヨメと共通した認識は、テレビの2時間ドラマの
域を抜けきれていないなということ。
監督が、テレビ歴が長いって言うこともあるのかも知れないけれど。
でも、まあ、松竹の大衆娯楽映画はこんなテイストかなって
多少納得もするんですが。

この2作を観た曹場影城は今までいったことのない場所。
地下鉄曹場路駅から蘭渓路を歩いていったのですが、
その途中で、面白い光景を見つけたので、その写真も
アップしておきます。

DSCN1846.JPG

あるんですよ。上海にも「渋谷109」が。
本物が、どんなところか知っているんだろうか。

帰りはバスに乗ったのですが、バス停の看板を
見上げると、

DSCN1850.JPG

途中の停留所とか書いてある看板が、
求人広告になってました。
途中に美容学校っていう停留所があるのかと
思ってしまいました。

はい、というわけで、バスに乗って場所移動。
上海国際映画祭の話はまだまだ続きます。

曹場影城

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