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自虐の詩 [映画観賞記]

今週末も上海国際映画祭です。
昨日は一気に3本見ちゃいました。
順番に書いてきますね。

最初に見たのがこちらです。

DSC00643.JPG

自虐的詩。

オリジナルのタイトルは「自虐の詩」です。
Yahoo!映画

自虐の詩 プレミアム・エディション

自虐の詩 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD

子供の頃からついてないヒロインの幸江と、
ちゃぶ台をひっくり返すしか芸のない元・やくざのイサオ。
この二人を通して、人生の幸と不幸のさまざまな側面を
描く涙も流せる人生コメディ。

これで中谷美紀は日本アカデミー賞取ってるんだね。
それは納得できます。懐の広さを感じます。
ちょいブスの薄幸の女といえば、坂井真紀という
印象がありましたが、綺麗系の女優である中谷美紀が
演じきるなんて。

イサオを演じる阿部寛もいいですね。
トレンディドラマでいい男を演じていた阿部寛も
いまでは日本屈指の3枚目俳優になっちゃいましたね。
堤幸彦監督の使い方もうまいのかな。

DSCN1851.JPG

先週も書きましたが、日本の映画は日本語音声で英語の字幕。
そして、スクリーンの下に電光掲示板を置いて中国語の
字幕を出しています。

その中国語の字幕をみてると時々あれっ?いうところも。
その最たる例が幸江(ゆきえ)の名前。
「幸江」という名前なのに、ずっと不幸だったという皮肉もこめて、
命名されているのにもかかわらず、中国語の字幕には、
「由紀恵」。うーん。仲間由紀恵とかで、「ゆきえ」っていう
読みを伝えるにはこれがいいかもしれないけど、
もともとの意味が通じないじゃん。残念。

イサオちゃんのちゃぶ台ひっくり返しを見ていると、
俺もやってみたいなと思いましたが、
きっと自分で後片付けをさせられそうな気がするので、
やめておきます。

曹場影城

原作はこちら↓

自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)

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  • 作者: 業田 良家
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫

自虐の詩 (下) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)

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  • 作者: 業田 良家
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫

ノベライズ版がこちらです。↓

自虐の詩-映画ノベライズ (竹書房文庫 DR 203)

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  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/10/04
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