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4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する [読書記]

5月の帰国時に買った本。
それまでに書評とかでちょっと気になっていたので。
こうやって、サッカーのことをブログに書いて、
うんちくたれているならば、読まなきゃって思ったりもして。

4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書 343)

4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書 343)

  • 作者: 杉山 茂樹
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 新書

ナンバーとかでも記事を書いているスポーツライターの
杉山茂樹氏がその取材活動を踏まえて、サッカーの代表的な
布陣を戦術的な観点から解説していく
「監督目線のサッカーファンへ」の「日本初”布陣の教科書”」。
(帯のコメントより)

昨今のビッグゲームでのジャイアントキリングを布陣に着目して、
説明されると、思わず納得。
あと、今でもたまに「サカつく」をやるんですが、それぞれの
布陣に対して、なんとなく抱いていた感想を、改めて痛感することも
できて、ちょっと軽い感動も覚えたりして。

ヨーロッパのクラブチームや代表が多く題材として書かれているんですが、
日本のクラブチームで唯一取り上げられているのが、グランパス。
96年のベンゲル監督時代のグランパス。4-4-2。
岡山・平野の両翼がいて、更に飯島、小川の両サイドバック。
両サイドをえぐっての攻撃でした。
あの時は、4-4-2が基本の形だよな位にしか思っていなかったけど、
思慮深いモダンなサッカーだったんだよね。

それを思うと、ピクシーがベンゲルの4-4-2を踏襲し、
更に、4-3-3だったり4-2-3-1をオプションで使ってくるのも
理解できる。
新人監督ではあるものの、やっぱりヨーロッパのサッカー界で
身をおいていただけに、トレンドも踏まえながらの采配なんだよな。

それに引き換え、日本代表は・・・。
本書の結末と同じところに不安を感じるけど、
こういった布陣を考えた采配って出来ないのかね・・・。
最近は4-4-2を採用しているけれども、
岡ちゃんもこの本しっかり読んで、サイドを使ったサッカー
やって行って下さい。


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