【モルディブ】Visit Male

それでは、写真の整理もしながら、今回の旅を
少しずつ振り返っていきたいと思います。
いきなりですが、リゾートを離れて首都マーレ。

滞在初日ではあったのですが、うちのリゾートから
マーレへのツアーが出ているのが水曜と土曜のみ。
滞在期間に参加できるのはこの日しかないってことで、
10月3日土曜日に行ってきました。

この日の参加は4組。例によってスピードボートに乗って、
マーレへ向かいます。

船が着いたのは共和国広場の前のNo.1ジェッティー。
さて、ガイドブック片手に、テキトーに街巡りしようかなと
思っていたら、リゾートのスタッフが、プレートを掲げながら、
我々を男たちの輪の中に連れて行きます。
そして、ココナツジュースのサービス。
最初は、ヘンなおっさんたちなのかなといぶかってしまったん
ですが、どうやら、この男たちはガイドさんのようです。
そして、Chinese?Japanese?ニホンジン？と我々に
聞いてきます。一組に一人のガイドさんがつくので、
日本人の我々には日本語が話せるスクールさんが。
そんな3人でのマーレ街巡り3時間コースの始まりです。

首都マーレ

ゼヤラス墓地＆フクルミスキー

海岸通りのボドゥタクルファヌ・マグを少し歩いて、
そこから島の内部へ。
最初に連れて行かれたのがゼヤラス墓地。
モルディブでイスラム教を布教した聖人バルベリが
眠る墓所。白と青のタイルが鮮やかです。

続いて、その対面にあるフクルミスキー。
サンゴを用いた建築の古いモスクです。

と、この時、怪しい風が吹いたかと思ったら、
突然のスコール。やっぱり雨季だからね。
とりあえず、折りたたみ傘を持っていましたが、
ガイドさんは傘を持っていないし、ここの軒先で雨宿り。
ホントはモスクの中に入れてもらいたかったけど、
ノンムスリムは入れないってことだから、仕方がない。

境内にはいくつかの墓も並ぶ。
かつてのスルタンや大統領の墓はサンゴの祠付きのお墓。
一般大衆は墓石だけの墓。

ちなみに、ゼヤラス墓地の後ろの建物に大統領が
住んでいるんだとか。かつてのスルタン時代の宮殿の
一部のようですが、前大統領が豪華な大統領公邸に
住んでいたのを、選挙公約で、より小さなここに移ると
宣言したかららしい。
ちなみに、前の大統領公邸は裁判所に転用されています。

ゼヤラス墓地

スルタンパーク

ゼヤラス墓地から少し西に行ったところにある公園が
スルタンパーク。その名の通り、スルタン制時代の庭園を
公園にしたもの。園内には博物館もあり、その建物も
スルタンの家を利用しているとこのこと。
ガイドさんは博物館にも連れて行くプランだったようですが、
この日は土曜日。モルディブの休日はイスラム国なので、
金曜と土曜。ということで、博物館も休館日。
公園の中をふらっと歩いただけでした。

スルタンパークの前にある、共和制のモニュメント。
PとRの文字をモチーフにしているらしい。

スルタンパーク

イスラミックセンター

スルタンパークの前にある巨大なモスクが
イスラミックセンター。もちろんモルディブ最大のモスク。
それでも毎週金曜の礼拝時には、中に入りきれず、
外まで人があふれているんだとか。

地図で見ると、この建物だけ、他の建物と少し
角度が違うのが分かります。
それはもちろん、聖地メッカへの方角に向くため。
なので、北西に向いています。

イスラミック・センター

マーケット

再び共和国広場に戻って、そこからボドゥタクルファヌ・マグを
海沿いに西へ。漁船の横を抜けていき、海に突き出した
マーケットに到着です。
ここには色とりどりの野菜や果物が並んでいます。
日本と同じようなものから、日本では見ないようなものまで。

バナナばかりの果物屋さんのおじさんがミニバナナを
食ってみろとくれました。
まだ青いバナナもたくさん並んでいたので、黄色と緑と
どっちがうまいんだとガイドさんと話していたら、
俺のバナナはどれでもうまい！といわんばかりの顔をしながら。

道を挟んだ南側はフィッシュマーケット。
漁師が持ち込んだ魚が所狭しと並ぶその場所です。

ここでの魚はハナダイとかもあがっていますが、
多いのはカツオかマグロ。

モルディブの主要輸出物でもありますし。

この魚市場は魚を買うだけじゃなくて、レストラン用に
買った魚を必要に応じて捌いてくれたりもします。

捌く魚はマグロとかカツオ。
モルディブ版マグロ解体ショーがここで繰り広げられる
わけです。

とっても小さなプチ築地気分を味わえます。

このあとで、前の大統領公邸、今の最高裁判所を
見たところで、ガイドさんの基本コース終了となりました。

フィッシュ・マーケット

チャンダニーマグ

基本メニューは終わったわけですが、まだまだ時間は
残っています。ガイドさんから、何をしたいですかと
聞かれて、とりあえず何かを食べたいと即答。
そうなんです。今回のツアーは1時半出発。
フロントからは1時集合って聞かされていたから、
昼食がまだだったんですね。
どうせ個人行動だろうから、マーレに着いたらすぐに
食事をしようと思っていたんですが、しばらくは
ガイドさんのペースに飲み込まれ。

というわけで、ガイドさんに連れて行かれた店が
このフードバンク。チャンダニー・マグから一本路地を
入ったところにあります。

シーフードとカレーがうまいということだったので、
頼んだのはシーフードカレー。
肉系のカレーより倍以上の値段になるんですが、
肉はどうせ輸入だって話だったので。
サフランライスにかけて食って、ホントにおいしかったです。

ちなみに、真ん中に立っている赤い缶がコカ・コーラ。
モルディブのターナ文字で書くとこうなるわけです。

ガイドさんは俺たちが食っている間にモスクまで。
午後の礼拝がまだ終わっていないからってことで。

フードバンク

残りの時間はショッピング。
スーパーで飲み物とお土産用の缶詰を。
あとはガイドブックにも載っているお土産屋。
あまり買う気もなかったんですが、いろいろ
見ていると欲しくなるもんですね。
モルディブ・ルフィアで値段が書いてあって、
最後の会計の時にUSドルに換算。206ドル分の
お買い上げ。でも、値引き交渉で150ドルになりました。
まあ、価格交渉は中国で慣れているから。
それでもヨメはもう少し安く買えたんじゃないかと
不満気でしたが。

花まる子

そうこうしているうちに、集合時間。
再び共和国広場の前のNo.1ジェッティーに向かい、
マーレの街巡りは終わりを告げるのでした。 

リアルタイムの日記はこちら↓
モルディブ滞在記　2009/10/3

この旅行のまとめはこちら↓
モルディブ4泊6日の旅　2009国慶節・中秋節休暇

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タグ：モルディブ マーレ モルジブ