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アンコールワットも変わったな 【アンコールワット 2008/1/28】 [旅行記]

今回の旅行も、いきなりクライマックスです。
シェムリアップに着いて、この後の予定はアンコールワット観光。
昼間は暑いので、3時までホテルで休憩してから、
それからスタートです。

今回のツアーにはこの日のアンコールワット観光のみが
盛り込まれているので、着いている入場券は1日券のみ。
しかし、シェムリアップに3日間いるんですから、遺跡には
3日とも来るはずです。ガイドさんに交渉して、
差額を払って3日分の入場券を購入して、ゲート通過です。
(入場券 1日券:20ドル 3日券:40ドル)

アンコール遺跡料金所

この入場券、高いと思うか、安いと思うか人それぞれだと
思いますが、要は、その金がどこに落ちるかですよね。
入場券に書かれていた運営会社は国会議員が運営している
ホテルの名前だったし・・・。

そして、しばらくすると堀の向こうに見えてきました。
アンコールワット。11年ぶりの再訪です。

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Angkor Wat (アンコール・ワット)

学生の頃は、自由気ままにぐるぐる回っていましたが、
今回はガイドさんについて観光です。
北西の角の入り口から第一回廊に入り、ラーマーヤナの
レリーフを見てから、十字回廊に抜け、再び南東の
第一回廊、天国と地獄や乳海攪拌のレリーフです。
その後、第二回廊の中に入り、今は立ち入り禁止の
第三回廊の中にある中央祠堂を眺めるという
そんな流れです。

言葉でうだうだ書いても仕方がないので、写真中心に
お送りします。写真も全部アップできないので、
残りはソネフォトの方をご覧ください。

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西参道で堀を横切ります。

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参道のナーガも磨り減って無残な姿です。

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西塔門から入ります。
ちなみに、他の遺跡は東側が入り口で、
西が入り口なのはアンコールワットだけ。
なので、日が西に傾く夕方に来るのが
いいとされています。

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内戦時代の銃撃の跡が残ります。

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西塔門入ってすぐの仏像。
お供えをしての仏事が行われていました。

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西塔門を抜けてひたすら西参道。
向こうに見えるのが中央祠堂。

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経蔵。日本の上智大とユネスコが補修工事を
していたものですが、もう完了してました。

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聖池越しに見るアンコールワット。
逆さアンコールワットが見れることで有名です。
蓮の葉が中途半端で邪魔ですが。

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第一回廊に入ります。

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まず、目の前に広がるのがラーマーヤナの
レリーフです。

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ラーマ王子だとかサルのハヌマーンの
姿が描かれています。

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十字回廊に囲まれた沐浴の池。

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江戸時代にアンコールワットを訪れた日本人、
松本右近太夫一行の残した落書き。
今やれば、大問題ですが。

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尼僧と猿。このメス猿は連れ合いを
境内で感電死でなくしたそうです。

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アンコールワットはやっぱり寺院なんです。
いろんな仏像が並びます。

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第一回廊の中から眺める中央祠堂。
最近は先端に避雷針が設置されています。

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第二回廊の窓

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再び第一回廊の南面。東側には天国と地獄のレリーフが。

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上が天国、真ん中が閻魔様の裁定を待つ人たち、
そして、下段が地獄です。

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地獄に落ちる人。

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因果応報。罪に応じた罰が与えられます。

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東面の南側には乳海攪拌のレリーフ。

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ハヌマーンが神軍のしんがりを務めます。

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第二回廊の東塔門。

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第三回廊の階段。
ここから先は補修工事中にて立ち入り禁止。

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第三回廊と第二回廊の間。

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ペットボトル回収で生計を立てる母子。

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南側の手すりのある階段が降り口。
でも、ここで落下事故が死者もでたらしい。

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第三回廊と中央祠堂。

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中から見た窓。

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書きかけのレリーフ。

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第一回廊西塔門。

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テラスを駆け抜ける人がいました。

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どうやら、カンボジアのスターだそうです。
ただいまロケ中。

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西日を浴びるアンコールワット。

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西参道を歩いて帰ります。
向こうに浮いて見えるのは気球。
空の上から遺跡を眺められる。

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参道にある「巨人の足跡」。
実態は、補修工事の際に、別のところの仏像の
足元の石を持ってきてしまったらしい。

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率直な感想は、アンコールワットも変わったな。
そりゃ、俺もバイタクの運転手につかまって移動して
いたのに、エアコンつきの乗用車にガイド付きの
観光なわけだから、変わっていても仕方が
ないんだけど。

ちょうど先月実家に帰った時に、学生の時の
旅行の写真を探して、思い出しながら眺めてました。
何が違うって、やっぱり人の数が違いますよね。
地元の子供たちが、バケツに氷を入れてジュースを
運びながら「おにいさん、コーラー。1ドルー。」って言って
着いてくる。最後まであきらめずについて来た子から
1本買ってあげる。それだとか、勝手についてきて、
要所要所の説明をつたない英語と場合によっては日本語で
してから、ガイド代よこせってせがむ子供とか。
それがアンコールワットの思い出だったのに。
それがおそろいの制服を着た、ライセンスを受けた
ガイドさんだらけだもんな。

もちろん、世界遺産にも登録されて、世界中の多くの人に
見てもらうのも、いいことだし。その為に規律が持ち込まれ、
補修が進むっていうことも大切なこと。
でも、自分だけの宝物が、なんだか遠くへ行っちゃった様な
そんな複雑な気分です。

でも、腐っても鯛。腐ってもアンコールワットです。
初めて見たヨメは十分感動してました。
一緒に連れてきて、よかったというものです。

 

次は、休憩を挟んで、アプサラ・ダンスのディナーショーです。

旅行全体のまとめ記事はこちら↓。
2009春節 アンコールワット3泊5日の旅



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