王宮とシルバーパゴダ 【プノンペン 2009/1/28】 [旅行記]
間が空きましたが、カンボジア旅行記再開です。
夜のフライトでプノンペンへ着き、アンコールワットの街
シェムリアップへは昼のフライトで移動。
ピックアップまでの時間を使って、ホテルから
歩ける範囲でプノンペン観光を楽しみました。
(ここ参照。)
その観光の中心となったのが王宮です。
1866年にノロドム王によって、ウドンから遷都されて首都と
なったプノンペン。この地に宮殿が造られたのがおこりです。
その弟シソワット王の代に、宗主国フランス人建築家の
手によって、現在のスタイルに改築されました。
現在でもシハモニ王がここに住んでいるため、
前庭に面した一部の建物のみ公開。
隣接するシルバーパゴダと一体となっている。
※入場料25,000リエル/6USドル
9時前から出かけましたが、すっかり晴れたプノンペン。
さすがに暑いです。
ここが即位殿。
重要な王室行事が行われる場所で、現国王の
シハモニ国王の即位式もここで行われた。
即位式に使う王座にはもちろん、一生に一度しか
座らないらしい。
残念ながらここの内部は撮影禁止です。
クメール様式のつんつんの尖塔の中で
異色を放っている洋館がナポレオン三世の館。
宗主国フランスのナポレオン三世の妻、ユージーヌ
王妃からノロドム王に贈られたもので、わざわざ
フランスか移築された。
自由の女神といい、フランスってそんな贈り物が
好きだよね。半分嫌がらせじゃないかと思うような。
ちなみに、その後ろの建物が国王の執務室で
今でも使われいるところです。
ナポレオン三世の館の南の門から、
隣接するシルバーパゴダに移ります。
このシルバーパゴダ、正式名称はWat Preah Keo
Morokot(エメラルド仏の寺院)という王家の仏事を
行う寺院です。
その名の通り、エメラルドの仏像が鎮座しています。
それだけじゃなく、シソワット王が兄ノロドム王の死に
際し作らせた黄金の宝冠物。なんと2086個もの
ダイヤモンドがちりばめられています。
更に、シルバーパゴダの由来となっているように、
床は銀のタイル張り。本当に豪華絢爛です。
ここも写真撮影禁止。
北東角にあるノロドム王のストゥーパ。
精巧なレリーフが描かれています。
パゴダの前には勇敢なノロドム王の騎馬像。
回廊には「ラーマーヤナ」の壁画が642メートル
にもわたって描かれています。
去年、バリ島に行って、ケチャックダンスで見た
サルのハヌマーンの物語です。
(バリ島の旅行記はこちら)
アンコールワットにも描かれていたりします。
他にも見どころはありますが、待ち合わせの時間も
あるので、少し駆け足で境内を一周。
11年前に来た時も、王宮には来たはずだけど、
あまり印象に残ってないんだよな。隣の国立博物館は
覚えているんだけれど。
当時はシアヌーク派とフンセン派に分かれて争って
いた頃だから、危なかったのかなぁ。
金銀財宝をゆっくりと見ていられる、そんな平和な時が
この国にも帰ってきたんだよなと改めて痛感したひと時でした。
次は、いよいよアンコールワットの街シェムリアップへ向かいます。
旅行全体のまとめ記事はこちら↓。
・2009春節 アンコールワット3泊5日の旅
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