北京オリンピック観戦紀行 北京編 2008/08/09

今更の気もしますが、やっぱり今年の夏の記憶を
記録に残しておこうと思います。

開幕式の翌日、8月9日からの北京・天津の観戦旅行です。

上海から北京まで、飛行機でひとっ飛び。
北京首都空港ではオリンピックマスコットのロボットが
出迎えてくれました。

空港の中から既にオリンピックムード。
Beijing2008のロゴであふれています。

構内のテレビでは早速競技の中継中。
この日は女子の重量挙げです。

前回の北京ではバスで市内に向かいましたが、今度は
出来たばかりの鉄道、机場快線に乗っていきます。
ちなみに第3ターミナルから、第1･第2ターミナルを経由して
市内に向かいますが、その時に前後逆になって走ります。
なので、最初は逆向きに座っておくと、進行方向向きで
座っていけます。

開幕式に雨を降らさない為に、人工降雨装置とかを
駆使した北京ですが、実質協議初日の今日は曇り。
どれだけ北京の空気が綺麗になったのか全く分からない、
どんよりとした天気です。

東直門で地下鉄に乗り換えて、まず向かったのが北京駅。
翌日天津に向かう新幹線のチケットを先にとっておこうと
思ってね。
当日買おうと思うと、すぐ後の列車にはまず乗れないですから。
この日も、12時前に売り場について、前の人は、
3時過ぎの列車しか空いてなくて、どうしようかって、
文句を言いながら買ってました。

無事にチケットを確保したら、まずはホテルにチェックイン。
駅前からタクシーに乗ってホテルまで向かいます。

途中、王府井を通り抜けたら、建物の屋上に
中国が生んだNBAスター姚明が立っていました。
さすが、背が高いですね・・・。

ちょっと迷いながらも、ホテル到着。
WEBの案内の地図だともっと分かりやすい場所だったのに、
ちょっとイメージよりも遠かったです。

結局、8月の北京市内のホテルは空室だらけだったらしいですが、
ある程度観戦計画がたって、ホテルの予約をしたのが3月。
その時は、部屋がないらしいとか、普段の10倍くらいになるって
いう話だったので、あせって予約したんですよね。
中国の予約サイトだったら、1泊だと予約できなかったり、
そもそも受け付けてなかったりで、日本の楽天トラベルで予約。
３つ星で2万円ちょっとっていうから、予約したんですが、
大失敗でした。

汚いし、サービス悪いし、普通だったら、300元以下のところでしょう。
明らかに、外国人が泊まるようなところじゃありません。

予約と同時にカード決裁しちゃったから、そのまま泊まりましたが、
これなら、別のホテルに予約取り直した方がよかったかもしれません。
ヨメからも、今まで一緒に旅行した中で最低と言われるし。

北京皇城工商賓館

とりあえず、荷物を置いて、お出かけです。

この日の観戦予定は柔道。
12時開始の予選と18時開始の決勝の2種類のチケットを
持っています。
どうせ、メダルを取れるだろうから、予選は最初から
見なくてもいいだろうと高を括っていました。

まずは腹ごしらえです。
北京まで行って、ファーストフードかよって言われそうですが、
無難に王府井の外れのKFCでチキンサンドを食べました。

オリンピックのチケットを持っていると、試合当日は
北京市内の公共交通機関は乗り放題です。
タクシーで真っ直ぐ会場に向かってもよかったんですが、
折角なので、バスに乗っていって、他のオリンピック公園内の
施設を眺めて行こうということになりました。

ホテルの前の通りの南河沿からオリンピック専用バスの2番に
乗って北京市内を北上です。

今思えばですが、この日に殺人事件のあった、
鼓楼の横もバスで通過しました。
まさか、あんなことが起こるとは。

オリンピック専用といいながら、普通の人も乗れるこのバス、
途中から車中は満員になり、押し合いへし合い。
中国人のおっちゃんと密着戦をしながら、バスは
オリンピック公園にたどり着きました。

車窓から鳥の巣だとか水立方が見えて、
いきなりオリンピック気分全開です。
先に、上海でサッカーの試合を見ているものの、
やっぱり、北京オリンピックといえば、鳥の巣ですもんね。

北京国家体育場

国家遊泳中心

2番のバスはオリンピック公園の北バスターミナル行き。
終点まで行かずに、その途中の奥運村西でバスを
乗り換えます。

奥運村はその名のとおり、オリンピック村。
日本では選手村と呼ばれる、参加選手の宿舎群。
日本の野球チームとかは別のホテルに個別に
泊まっていたらしいですが、それ以外の出場選手たちが
ここで過ごしていたわけです。

俺的には、うちの猫、運の名前のついた村だぁなんて、
変なところで興奮していましたけどね。

奥運村

奥運村西で7番のバスに乗り換えて、目的地の
北京科技大学へ。
ここもそうですが、途中に通ったレスリング会場の
北京農業大学といい、構内目立つところに、
しっかりと毛沢東の像が建っているんですよね。
ステキな精神論で地方の農村を荒らしてしまった
毛沢東の像が農業大学にあるってのがなんだか
皮肉にも思えてきたりして。

この北京科技大学の体育館が柔道の会場です。
競技初日のこの日は男子60kg級と女子48kg級。
日本の金メダルが二つ見れると思って、会場に
乗り込んできたわけです。
まさか、あんなことになるとはこの時は思ってもいません。

会場の中に入ると、もちろん試合中。
場内にタイムスケジュールなんて全くないから、
どうなっているかも分からず、とりあえず、
席について、観戦。

ちょうど記者席の後ろだったんで、いろんなリリース
ペーパーが配られていたので、それを1枚でも
欲しいなと思ったんですけどね。

おそらく、敗者復活戦の途中だったんだと思います。

準決勝以降の詳細観戦レポートは別の記事へと
続きます。

北京科技大学体育館

（リアルタイムの日記はこちら。）

 

タグ：中国 北京 北京オリンピック

コメント 2

北京オリンピックに行ったのに北京で競技を見ていないのが心残りです。
by カシム (2008-09-12 23:36) 

＞カシムさん
サッカー中心に観戦計画立てると、北京以外の
都市ばっかりになりますもんね。
私も、最初は上海ばっかりでしたし。
by Teddy (2008-09-13 21:37)