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今日は福井観光 [旅行記]

今日がこの旅最終日。
富山、石川と回ってきたけど、
今日最終日は、北陸3県のもう一つ、福井県を観光。
行きたいと思っている場所は2箇所。
今朝、仲居さんと話していると、山中温泉と永平寺の間の道が
整備され、断然早く行けるようになったから、まず永平寺に行くべきと
説かれ、彼女の意見に従うことにする。
午後から雨だっていうから、本当はもう1箇所の方を降る前に
行った方がいいかなとも思っていたんだけど。

曹洞宗大本山永平寺。1244年に道元禅師によって開かれた禅寺。
そう、毎年行く年来る年で除夜の鐘を聞かせてくれているあそこ。
最初に案内された吉祥閣が近代的な建物で、愕然としてしまったけど、
どうやら、この建物だけがそうみたい。
雲水さんと呼ばれる説明係の修行僧から構内の案内を聴く。
「観光気分を忘れて、しっかりと参拝してください。」
そう。ここは200人もの修行僧が生活する禅道の修行の場。神聖な場なのだ。


↑左、通用門。ここから参拝客は出入りする。右、法堂のご本尊。

ここの伽藍は特に「七堂伽藍」と呼ばれる。
山門・仏殿・僧堂・庫院・東司・浴室・法堂がそれ。
その中の山門は伽藍の正面手前と正門の位置にあるが、
これを利用出来るのは禅師と修行を終えて帰る僧だけらしい。


↑左、仏殿。11時から行事が行われていました。右、大庫院。いいにおいがしてきました。

さすが、山の中にある永平寺。
紅葉もきれいな色を見せ始めていましたね。

車を停めた駐車場を経営している食堂で
早い昼飯。そばとごまどうふを頂きました。
どっちも永平寺名物だそうです。

そして、次に向かった先は東尋坊
ちょっと北西方向に戻る感じです。


心配した雨も、小康状態になり、東尋坊に着いた頃には一旦止んだ。
確かに風は強いんだけど。どうやら前線通過は夜になるらしい。
ここ東尋坊はいわずと知れた、安山岩で出来た断崖絶壁。
その昔、東尋坊という荒くれ坊主をこの崖から突き落としたから
この名がついたという。

崖の上から見下ろすのもいいけれども、崖は下から見上げなきゃ。
ということで、まずは観光遊覧船に乗船。
違った角度からも東尋坊を眺めることができる。
風と波が強くて、揺れる船。そろそろやばいかなと思い始めたころ、
約30分で終了です。

船から下りて、崖の上を歩いてみたり、下を覗いてみたり。
強風にあおられて、落ちそうになって冷や汗ものでした。

ちなみに、上の右の写真の辺りが、よくドラマで死体が上がるところ
だそうです。頭の中では、今は無き「火サス」のテーマがぐるぐる
回っていました。
そうそう、東尋坊のもう一つの顔としては、自殺の名所。
エリア内の公衆電話には「旅先からふる里へ電話してみませんか」とか
命の尊さを訴えるメッセージが。

勢いで、東尋坊タワーの駐車場に停めてしまったので、
東尋坊タワーにも上っておきました。
強風でタワー自体も揺れていたみたい。

ここから、若狭湾沿い、越前海岸経由で帰路につく。
道中、自然の荒波によって形作られた奇異な岩を見ながら進む。

越前町の越前かにミュージアムにもよって、
かにについて学ぶ。
そこで、重大な事実を知る。
それはなんと、日本海西側のタラバガニ(越前ガニ)の漁解禁日は
今日11月6日。ってことは、昨日、おととい喰ったかには何だったのって
いう話で。でも、結局うまければいいのかなぁ。

帰りの北陸道・名神道は雨。
昨日一昨日の観光の時は晴れていたのに、行きも帰りも移動のタイミングに
降られたこの旅。
ひどい渋滞でしたが、どうにか無事に帰って来れました。

3泊4日のこの旅。グランパスも勝ったし、うまいもの喰ったし、
本当に北陸を満喫する旅でした。


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コメント 2

あはず

おお、その辺ちょうど一年前に行った。粟津温泉に行ったついでに(笑) 永平寺はいいね、気分がしゃんとする。あ〜、日本だなって感じがする。
by あはず (2005-11-07 14:27) 

Teddy

そういえは、行ってたね粟津温泉。
看板を見るとあはずの事を思い浮かべてた。

観光観光した寺じゃなくて修行の場っていう
側面も強くて媚びない感じ。
しっかり心が洗われてきました。
by Teddy (2005-11-08 02:50) 

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