トラブル発生 [シンガポール日記'04]
同行している日本の担当者と一緒に朝食をとったが、そのときから様子がおかしかった。軽い腹痛を訴えていた。一旦別れ、今晩のフライトで帰国する彼の荷物を俺の部屋に持ってくることになっていたが、なかなか来ない。ロビーにピックアップが来る集合時間になってもである。結局、20分遅れて彼は現れた。非常に苦しそうな顔をしている。
昨日は特にスパイシーなタイ料理は食べていない。ホテルの料理は大丈夫だろうから疑わしいのはあの豚串か。
今朝から合流しているシンガポール人担当者が持っている中国の腹痛薬(これはよく効くはず。以前、インド帰りの出張者の下痢を止めた。)を飲んだり、訪問先の診療所の医師に見てもらったりしたけど一向によくならない。おまけに熱も出ているようだ。会食の予定をキャンセルして病院に連れて行くことにした。ガイドブックに載っている日本語が通じる病院に中からホテルに近いバルムンラード病院に向かった。日本に確認すると彼の持っているコーポレートカードの付帯保険を使えばいいということだ。
結局医師の診断でも食中毒とのこと。まあ、他の病気でなくてよかったというのが正直な気持ち。
軽く食事をとったあと、彼には薬を飲み、俺の部屋で休んでもらった。空室がなかったからリビングとベッドルームが別のスイートにアップグレードせざるを得なかったのだけど、こんなところで役に立つとは。
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