昭和歌謡大全集 [読書記]
今日はまたまた最近読んだ本。
桂林旅行の飛行機の中で読みました。
深夜のカラオケ大会に興じる若者たちと、
同じ名前の女性が集まったミドリ会による
壮絶な殺し合いの物語。
「半島を出よ」を読んだ時に、この話が前提にあるって
いうことを聞いたので、買って来て積読になっていた一冊。
旅行に行く時に、テキトーに選んで持っていきました。
でも、失敗でしたね。
南京大虐殺の余韻のある中で、読む本じゃなかったです。
簡単に人を殺しまくり、最後には街ごとぶっ潰してしまう
わけですから。
この作品だけの単純な感想を言うとしたら、
「ホントに馬鹿馬鹿しいな。」のひと言です。
オタクとおばさんってあちこちでぶつかりそうだけど、
こんな壮絶な殺し合いなんてするわけないでしょう。
そんな非現実感あふれるところが、娯楽作として
なりたっているとこなんですかね。
まあ、もっとも最近は無差別殺人とか発生しているので、
非現実と言い切れなくもなってきているような気もしますけど。
この流れを昇華させて、いろんなメッセージを織り込んだのが
「半島を出よ」ってことになるんでしょうね。
これって、もともとは俺が高校生くらいにプレイボーイに
連載されていたはず。ってことは、その当時から何度か
目にしていたってことになります。
そのころは、あまり文字のページなんて見ていなかったので、
大した記憶はありませんが、村上龍の小説があったような
気もするっていう程度の認識です。
この作品も映画化されているっていうので、
いつかそっちも見てみたいと思います。
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