南京に行ってきた 2010/7/25 その1 [旅行記(中国編)]
この週末に南京に行ってきました。
春に担当が替わるまでは、月一ペースでは通っていたんですが、
客と駅とホテルと飲み屋以外行ったことがなかったので、
改めて観光に行ってみようということで。
今月から虹橋鉄道駅が開業し、新しい南京への
高速鉄道も開通したっていうのもきっかけの一つ。
この前、客を迎えに入った虹橋で2時間待ちになった時に、
チケットをお買い上げしちゃっておりました。
地下鉄2号線に乗って、虹橋火車站駅で下車。
エスカレーターをぞろぞろと人民に続いて上っていくと、
こんな巨大なコンコースを持つ、虹橋鉄道駅に着きました。
なんだか、中国最大だとか、世界最大だとか
そんな規模らしいです。
7月に開業と言ったって、お約束のいろんなところは
工事中。中国式のファーストフード店は1店舗開業
していましたが、ほかはまだまだ工事中。必要なものは
外で買って駅に入ったほうがよさそうです。
仕方がないので、スニッカーズとプリッツを売店で買って、
朝ごはんにしました。
我々の乗るG7102は25番改札から。
今までも磁気つきの切符で発売されていましたが、
この新規開業で全面的に磁気化され、自動改札運用と
なりました。
ちなみに、新しい高速鉄道はGで始まる列車番号。
高速の高が中国語読みでGaoなので、Gです。
社内アナウンスではジーと読まずに、ガオって
素直に読んでました。
(今までの新幹線は弾丸のDです。)
このG7102は9時ちょうどに虹橋駅を出発して、
ノンストップで南京に向かい10時13分に着くという
今回の目玉の一番早い列車。
なんと73分です。
赴任当時、上海から南京までは車で3時間から4時間も
かかったので、「九州支店に赴任になって、福岡から
鹿児島まで営業させられるようなものだ」と愚痴っていましたが、
いまや、ちょっとしたお出かけ圏になりました。
これなら担当替わらなくてもよかったのに。
我々が乗ったのははやて型のCRH2。
日本のグリーンに相当する一等席に乗りましたが、
座席は2列-2列。
なんですが、ごめんなさい。
それなりに乗客がいたので、車内での写真撮影は自粛。
その代わりに、二等席の写真を。
さすがに、日曜日の9時発の南京行きですから、
二等席はガラガラ。
俺らみたいに、記念に乗るなら一等席って人ばかり
だったようです。
こうやって、乗務員が根っころがって、寛ぐ姿だらけでした。
中国の新幹線は中国の独自技術で作りましたなんていう
うそつき映像を見たり、本を読んだりしていたら、
73分なんてあっという間。南京に着きました。
南京に着いてから、あるところに行って、帰りの新幹線の
時間までは少し市内観光です。
【明故宮】
中国四大古都の一つである南京。
明三代皇帝永楽帝の時代に北京に遷都されるまでの
都がここでした。
中山東路の南側にはそれなりに遺構が残っていますが、
北側はその伽藍跡を示す石碑が建っているのみ。
近代はここに空港があったらしいです。
北側で雰囲気を出す建物はこの東屋だけでした。
【総統府】
続いて、総統府。入場料40元です。
昼間、新街口のマックで涼んでいたりしたんですが、
この隣りにはスタバとかもあったので、すぐここに来れば
よかったと、ヨメが悔しがること、甚だしい。
この場所は太平天国の乱の革命政府の天王府が
おかれた場所で、中華民国時代に南京が首都とされた
時代に総統府が置かれた場所。
なので、清代を思わせる建物から、近代の建物まで
いろいろあります。
手前のほうは、大きな会議室や会見場なんか。
半分くらいは展示スペースになっています。
中には中国の建国の父、孫中山先生の肖像画や、
ゆかりの展示がずらり。
あ、孫中山とは孫文のことで、中国ではこちらの呼び名の方が
多く使われます。なので、中国各地に中山路っていう道が
あったり、中山公園っていう公園があったり。
北側にあるちょっと高いビルがオフィス棟です。
ここの2階に蒋介石のオフィスがありました。
ここがいろんな歴史の舞台でもあったわけです。
ちなみに、孫中山のオフィスはその棟とは別に、
敷地の西の端の洋館にありました。
いくら革命を起こしたといっても、やっぱり中国人は
中国人です。敷地の中にはこんな池もあって、
立派な中華庭園が広がっていました。
そうこうしていると、帰りの新幹線の時間なので、
駅に向かいました。
帰りの列車はG7131。ドイツ系のCRH3型車両を
使っての運行です。
この車両には特等席があるっていうので、
選んだんですが・・・。
南京発上海行きだと、特等席のある8号車は最後尾でした。
orz。
パノラマカー張りの風景を楽しみにしていたんですが。
とはいいながらも、振り返って後ろに広がる線路を
眺めたり。
無料のコーヒーサービスがあったりと結構満足。
同じ車両に乗った中国人のマナーがよければ
もっとよかったんだけど。
今度は途中に停まりながら、2時間程度で
虹橋駅へ到着しました。
ちなみに、右側のチェックの制服が車掌さん。
左の動いてボケているのがごみ収集の
お姉さんです。
一応、特等席なので、コーヒー一杯無料の
サービスがありました。
無人の運転席を眺めていたら、この斜めのドアが
非常ドアでした。使うことがないと思うけど。
次回特等席に乗るならば、絶対上海発だよな。
と思って帰路につきましたが、果たして次があるか。
昼間にあるところに行ったことは、テンションが変わるので、
別の記事にして書こうと思います。
つづきはこちら。
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結構高いっすね~
と言っても東京から名古屋(のちょっと手前か)まで
のぞみで行くと思えば、安いのか…
と↑こう比べちゃうからイケナイイケナイ
やっぱり高い
by ずんたろ (2010-07-28 09:43)
>ずんたろさん
そうですよね。
以前のDだと二等席で100元ちょっとだったはずですからね。まあ、今回は高めの席にしたってのもありますけど。
ちなみに、中国人の中には、乗車時間が短くなったのに、料金が高くなるのはけしからんという人もいるらしいですね。サービス受ける時間が減ったんだから、安くなるべきだと。
by Teddy (2010-07-28 13:03)