インビクタス/負けざる者たち

昨日は飲んで帰ってきた後、
CCTV5でこれまでの試合の録画放送をやっていたので、
見ちゃいました。おかげでソファーで寝ちゃって、睡眠不足です。
試合のない日だったのに。

もう少し、南ア往復の機内で見た映画の話です。

インビクタス/負けざる者たち
（Yahoo!映画）

インビクタス / 負けざる者たち Blu-ray＆DVDセット(初回限定生産)

• 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
• メディア: Blu-ray

 

アパルトヘイト撤廃後、1995年にラグビーのワールドカップを
開催した南アフリカ。南アフリカの自国優勝を遂げ、
この大会を成功に導いた様子を、マンデラ大統領と
キャプテンのピナールとの間と信頼とも友情ともとれる
関係から描く。クリント・イーストウッド監督作品。

南アからの戻りのフライトで見ました。
プログラムで見つけた時に、絶対見なきゃと
思った作品です。

黒人といえばやっぱりモーガン・フリーマン。
本人と比べると、がっちりしすぎている気もしますが、
信念を持ったマンデラ大統領を演じています。

マット・デイモンも、まだ人種差別意識の残る白人主体の
スプリングボックスをよくまとめ、国の代表にもっていく
キャプテン、ピナールを好演しています。

やっぱり、国をまとめ、盛り上げていくにはスポーツの力って
偉大だなと再認識しました。
折りしも、サッカーワールドカップが南アフリカで開催されている最中。
ダーバンやヨハネスで出会った人たちは、みんな、
南アフリカという国に誇りを持ち、犯罪が多いというけれど、
大丈夫だっただろといってきました。
もちろん、起こっているところでは、犯罪も起こっているでしょうが、
それは日本や中国だって同じこと。
サッカーワールドカップ後、勢いをつけた南アフリカという
国がどう変わっていくのか楽しみです。

もっとも、ヨハネスで空港からホテルまで送ってくれた
白人運転手は、「ここら辺はゴールドラッシュのイギリス領時代は
豪邸エリアだったのに、最近は隣国から黒人がたくさん
移り住んできて、すっかり貧民エリアになっちゃったよ。」
なんて言っていたので、人々の間に完全に人種意識が
消えたわけではないでしょう。
もちろん、黒人の台頭により、職や地位を奪われた
白人のやっかみみたいなのもあるでしょうし。
格差社会で、変なところに逆戻りだけはしてほしくないです。

白人主体のラグビー代表スプリングボックス。
黒人主体のサッカー代表バナファバナファ。
それぞれが、もっと混ざり合ったらいいのになというのが
外野的な感想。
もっとも、サッカーはヨーロッパ各国でもアフリカ系移民の
黒人が幅を利かせているから、実力でも黒人主体に
なっちゃうのかもしれないけどね。

ワールドカップが終わった直後の7月14日に
DVDが発売だそうです。劇場でご覧になっていない方は
ご覧あれ。

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インビクタス / 負けざる者たち Blu-ray＆DVDセット(初回限定生産)

• 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
• メディア: Blu-ray

インビクタス〜負けざる者たち

• 作者: ジョン カーリン
• 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
• 発売日: 2009/12/21
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

「インビクタス/負けざる者たち」オリジナル・サウンドトラック

• アーティスト: サントラ
• 出版社/メーカー: SMJ
• 発売日: 2010/02/03
• メディア: CD

タグ：アカデミー賞 アパルトヘイト ラグビー インビクタス クリント･イーストウッド モーガン・フリーマン マット･デーモン 南アフリカ ワールドカップ