ACL 決勝 アル・イテハドvs浦項 犬よ、吠えろ！

アジア王者は、韓国の浦項スティーラーズ

AFCチャンピオンズリーグ　決勝　＠国立競技場
アル・イテハド　１－２　浦項スティーラーズ
　　　　　　　　　　　　　　ノ・ビョンジュン（後半12）
　　　　　　　　　　　　　　キム・ヒョンイル（後半21）
ヌール（後半29）

・AFC公式

はい、今回日本に帰ってきたのはACLの決勝を
見るためでした。決して、マイルを貯めるためだけに、
飛行機を乗るためではありません。

もちろんグランパスが勝ち進むことを信じて発売日に
買ったチケットですが、アジア人としてはアジア１を
決める戦いですから、やっぱりこの目で見たいなと。

中立な気分で見るために、今日はカテ１メインで観戦です。

前半から、浦項が3トップの一角、ブラジル人の
デニウソンを軸にサイドから攻撃を仕掛けていきますが、
ゴールを奪えず、スコアレスのままハーフタイム。

こうなればグランパスを破ったアル・イテハドに優勝して
もらいたいなと思っていたんですが、先制したのは浦項。
それもセットプレーから。

まずはノ・ビョンジュン蹴ったFKが直接ゴール。
微妙なバウンドでGKもとれませんでした。

続いて、キム・ヒョンイルがFKを頭で合わせて2点目。
このゴールは俺の周りの席でも、「おー、すげーっ」て
声も上がってました。そんな俺もその一人ですが。

やっぱり中東のチームは東アジアではモチベーション
維持が難しいのか、その後も浦項の時間が続きます。

かろうじてキャプテン・ヌールのゴールで一矢を報いましたが、
そこまでです。浦項の時間の使い方もうまかったし。

2-1で浦項スティーラーズがアジア王者。
来月のCWCにアジア代表として出場します。

試合終了の笛と同時に浦項ベンチから飛び出す
控えメンバーとスタッフたち。

そして喜ぶ浦項サポーターたち。

そして、浦項が喜ぶのを見ているアル・イテハド。

今話題の表彰式が始まります。
CWC出場認定、フェアプレー賞、個人賞の表彰と
審判へのメダル授与に引き続いて、準優勝の表彰。

キャプテン、ヌールを先頭にアル・イテハドのメンバー。
プレゼンターはくしくも日本サッカー協会会長の犬飼会長。
隣りにはAFCの立場で川淵サブちゃん。

はい。ヌールなんてお犬様にメダルをかけてもらったら
すぐに外して、さっさとまっすぐ帰っちゃいましたよ。
ガムまでは噛んでないでしょうけど。

さあ、お犬様、吠えないと。
サブちゃんもAFCの立場で賞金返せと言わないと。

いやいや、これが現実ですよ。準優勝の表彰なんて。
ねえ、川崎方面の皆さん。

そして、そんな細かいことを誰もきにしないまま、
次には優勝の浦項スティーラーズの表彰。

メジャーのワールドシリーズの時にも聞いた
We are the Championが響くスタジアム。
大きなスポーツ大会があるたびにQueenには印税が
入るんでしょうかね。

お立ち台の上で騒いだあとは、ゴール裏に移動して、
サポーターと喜び合うスティーラーズ。
俺も、ああいうところにいたかったなぁと
やっぱり悔しい思いもこみ上げてきます。

そうそう、せっかく日本開催なんだから、
岡山一成（背番号４）を使えよと思いながら見ていて、
起用がなくてつまんないなとも思いましたが、
こうやって、浦項のメンバーの一員として心の底から
喜んでいる岡山の姿を見て、そんな気持ちもうせました。
アジアNo.1のチームに日本人がいることを誇りに
思いましょう。

それにして、We are the championの音楽が鳴り止んでも、
大道具さんがお立ち台を撤収したがっていても、
ゴール裏での歓喜の雄たけびが止まない浦項の皆さん。
ホントにうれしいんですよね。
やっぱり、うらやましいです。
俺たちもアジアの頂点立ちたいです。Top of ASIA。
その思いを強くさせたACL決勝観戦でした。

これが、浦項のものとなったプリウス。

アル・イテハドサポの中にいたトラ。ティガーだね。

ハーフタイムショーのお姉さんたち。思い切りが足りないな。
アラブの皆さんへの配慮なんだろうか。
禁欲生活の邪魔をしないための。

アジアの戦いだということで、スタジアム飯もアジア飯。
ベトナムのフォーがありました。
豚汁のために列に並んでいたのに、俺の直前で
売り切れになって仕方なしに頼んだことはナイショです。

ACLと言えば、ポカリです。

国立競技場

 

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タグ：ACL 決勝 浦項スティーラーズ アル・イテハド 国立 岡山一成