ダ・ヴィンチ・コード [読書記]
続いて、長春からの戻りとお盆の日本への
帰国で読み終えたこのお話です。
映画化されて話題になっていた2006年に買ったまま
読んでいなかった本。
原作を読むまでは映画も見ないって決めたままで
ずるずると。
いざ読み始めると、のめり込むように読み続けましたけど。
ハーヴァード大学教授ロバート・ラングトンと暗号解読官の
ソフィー・ヌブーがソフィーの祖父であるジャック・ソニエール
の死から始まる様々な暗号を解きながら、聖杯の謎に迫る。
ヨメは2006年に読んでいて、他にも洋物の小説とかも
好きなので、マグダラのマリアのことは知っていて、
何かの映画をテレビで見たときに、意味深な女性が
出てきた時に、ヨメが言っていたのはこれだったのかと
改めて納得。
最初はただの悪者だと思っていたアンガローサ司教とか
シラスとかにも、その背景の人生とかが分かってくると、
同情ではないけれど、感情移入できるものもありました。
謎解きの過程は、そういうことかと、分かっていくたびに
爽快感がありました。でも、これはやっぱりキリスト教を
背景にもった英語を母語にした人が読んだ時のほうが、
しっくり来るんでしょうね。そういった意味でちょっと残念。
ちなみに、本を読み終えたので、DVDを借りて
映画も見てみました。
最近流行のお試しレンタル無料のあれで。
よく言われる話ですが、原作がよくて、思い入れがあれば
あるほど映画化されるとがっかりするといいますが、まさしくその例。
本を読んで、あの場面がどう映像化されるんだろうと期待して
いたりしても、細かいエピソードは大体カット。
ストーリーもちょっと違うしね。
本→映画よりも、映画→本の順番がおすすめですね。
って、今更ダ・ヴィンチ・コードを読んだりするのも俺くらいかも
しれませんが。
そんなことを言いながら、この前の帰国ではシリーズの
天使と悪魔も買ってきてしまいました。
忘れないうちに読みたいと思います。
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