ミラクル7号 [映画観賞記]
続いて、年末年始に見た映画です。
実際はDVDですけどね。
香港の奇才チャウ・シンチー監督作品。
UFOから落とされた変な物体が超ビンボーな
親子の前に現れ、不思議な出来事を巻き起こす。
涙と笑いの溢れるSFファンタジー。
中国で公開されて以来、上海の街でもこのキャラクターの
ぬいぐるみが氾濫していたので、ずっと気になっていた作品。
日本語版のDVDだって書いてあるので買ってきたのに、
実は韓国語版で、仕方がないので中国語音声英語字幕で
見てました。
工事現場で働く父親と廃屋を改造した部屋で暮らす息子。
ここ上海でも工事中の建物の中に暮らしている人たちを
よく見かけるので、ある意味中国の実情も描いているの
かな。でも、さすがに、そんな環境だと私立学校には
通わせないだろうけど。
一言で言ってしまうと、形の変わったドラえもん映画っていう
ことで片付けられてしまうだろうけど、そんな娯楽映画の
中に、社会へメッセージといろんな形の愛を織り込んでいるのが
チャウ・シンチーの技なんだと思う。
でも、一番驚いたのは、息子役のシュー・チャオが
実は女の子だということ。
確かにかわいらしい子ですが、立派に男の子を演じ
切ってたので、後で聞くまで気づきませんでした。
ちなみに、原題は「長江七号/CJ7」で、メインの撮影場所は
浙江省の寧波のようです。
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