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黄浦江を歩いて渡ってみたい [上海街並探訪]

昨年末、12月29日に色々と地下鉄の路線が開通した上海。
今日は、その中の一つ、4号線を使ってお出かけです。
最新地下鉄路線図-エクスプロア上海

正確には、4号線は2005年末に運行開始していたのだけれど、
その際に、一部区間で地盤沈下などが見られ、そこだけ残して
運行されていたというもの。今回、改めてその区間の工事も
完了し、全線開通。
その区間の沿線に住む友人は奥さんに、事故が起こるかも
知れないから、1ヶ月くらいは乗らないほうがいいよと言ったそうですが、
早速1週間後に乗ってしまいました。

向かった先は、魯班路駅。まさしく、新規開通区間です。

魯班路の駅を出て、魯班路をまっすぐ南へ。
中山南路も越えてしばらく行った所が、今日の目的地です。

上海を南北に貫き、浦西と浦東を隔てる川、黄浦江。
途中、いくつかの橋やトンネルが作られて、東西の
交通がはかられている。
その中で、一つだけ、人が歩けるところがあると聞いて
やってきた。
そこが、そう。盧浦大橋(るーぷー だーちゃお)。
攀登上海-運営会社HP

普通に橋を歩けるのかと思ってきたら、ちょっと違う。
橋自体が、巨大な展望台みたいになっていて、
13階相当の高さまでエレベーターで昇り、高架路の
横の歩道を歩いたかと思うと、そのあとはアーチ部の
階段を上っていくというもの。
その数、なんと367段。
香港旅行でも結構歩いた脚には結構堪えました。

でも、この高さ100メートルのアーチリブのトップからの
眺めは絶景ですね。惜しむらくはこの靄。
上海だから仕方ないのかもしれないけれど。

貨物船が黄浦江を進む様子を眼下に眺められます。

東のほうに、隣の橋、南浦大橋が見えます。
東方明珠とかはかすかの靄の向こうに光って見えましたが、
写真だとうまく取れなかったですね。

この橋の両岸が2010年の上海万博の会場に。
おそらく、この橋もまるで一つのパビリオンみたいな
位置付けになるんでしょうね。
そうなれば、きっと橋を南北全部歩いて渡れるように
なるのかもしれないけれど。

南側では、今日も工事が続いています。

川の左岸、北側には江南造船所があって、今日も
操業していましたが、ここも会場になるそうです。

って、ことは、敷地内にあるこの建物も取り壊しかな。
なんか、もったいない気がするけれど。

眼下に拡がる高架路。
そして、上海の街。

次に誰かが上海に遊びに来たら、連れてきても
面白いかなとおもったりして。
但し、その人が高所恐怖症だと駄目だけど。

日が西に傾いてきたので、帰路に着く。

帰りもまた、4号線に乗って。
途中、日本食用の食材が売っているスーパーに
寄るために、塘橋駅で途中下車して。

こうやって、少しずつ便利な街になっていくのかな。

ちなみに、盧浦大橋・攀登上海の入場料は68元。
正規料金は80元らしいんですが、現在は「試営業期間」と
いうことで、68元の優待価格です。
2006年4月からずっと試営業なんだと、ふと、首をかしげたくも
なりますが。

盧浦大橋


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