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グランパスvsレイソル ○2-0 【J1 7節】 [サッカー観戦記]

名古屋に帰ってきました。
暴動事件はさておいて、試合のレビューです。

名古屋グランパスエイト2-0柏レイソル
 中村(前半35)
 クライトン(後半44)

 2戦連続完封勝利と2位につけている好調グランパス。対するレイソルは下位に低迷するものの、波戸、明神といった元代表や現役代表FW玉田を擁し、タレントはいる。はまれば怖い。昨年の入れ替え戦で玉田を抑えて一躍注目された増川の活躍に注目したい。
 柏はいくつかあるまだ行ったことのないスタジアムの一つ。小規模ながらピッチが近いスタジアムなので楽しみ。選手のプレーとあわせて、その雰囲気も楽しんできます。
 
【メンバー】
○グランパス
マルケス
本田 中村
中谷         山口
クライトン 吉村
増川 秋田 古賀
楢崎
※サブ:川島、井川、平林、杉本、エドアルド
○審判:穴沢
 
【試合】
 常磐線・柏駅から「レイソルロード」と名付けられた通り道を通ってスタジアムに向かう。途中の商店街にはレイソルの旗とポスターが並ぶ。ポスターには出戻りはるちゃん大野の顔が。懐かしいと思いながらも、今日は軽い挨拶程度にとどめて欲しいなという気持ちも交錯する。
 日立台公園の前のコンビニでかしわ餅を購入。かしわ餅を喰って、柏を食うことを願いながら開門を待つ。
 一部マスコミにも取り上げられていたけれども、日立台柏サッカー場にオーロラビジョンが設置され、今日がお披露目の日。レイソルの選手はビジョンに気を取られないように試合前数日はビジョンに映像を写しながら練習したんだとか。でも、場所が悪すぎ。AWAY側ゴール裏奥に設置しているので、AWAY側ゴール裏はもちろん、メインスタンドの一部からも見えません。完全にメインスタンド中央で見るVIPのおぢさま目当てのような感じ。試合前トークイベントのゲストで来ていた柏出身パッパラー河合も指摘していたけどね。
←#8岩本のユニが。#11大野はなかったけど
 
 さて、本日のグランパス。スタメン予定だった角田が風邪でダウン。緊急帰名することに。そのため、アキさんが2戦連続でスタメンです。あと、ベンチには新加入エドアルドも入る。どんなプレーをするか見てみたかったけど、出番なし。この前のセバもそうだったけど残念。
 
 前節は中村が前線に出ていて、それなりに3-5-2って形になっていたそうだけれども、今日は本田と中村が2列目で並ぶ形。両サイドの二人は、どちらかが上がればどちらかが下がり目に控えるという感じでバランスをとっていた。両チームとも左サイドからの攻撃が多かったので、必然的に中谷が上がり目、慶が下がり目にはなっていたけれども。
 守備は柏の2トップ、玉田を増川が、安永を古賀がマークし秋田がフォローするという形。時折、玉田のスピードでぶっちぎられる場面もあったけれども、最後のところで増川が体を張って阻止する。攻められているけれども、最後のところで何とか耐えている感じ。
 ところが、30分頃。緊急事態が発生する。玉田と競っていた増川に故障が発生する。スローインか何かのプレーで玉田を抑えたあと、脚の裏を押さえながらピッチに倒れこんでしまう。そしてそのまま井川と交代。井川は前から書いているように、ファールでしか止められない。(逆に書くと、巧くなくてファールを取られてしまう。)玉田のスピードについていけず、堪らずファールそしてカードをもらうってことにならないかが不安になる。
 でも、そんな不安な気持ちを忘れさせるかのようにその直後の35分。柏のパスミスを拾った吉村がすばやくクロスを入れて、直志が蹴りこんで先制。流れをつかみきれていなかっただけに、うれしい1点。これをきっかけに一気に流れを呼び込みたい。
  
 
 後半は一進一退の攻防。グランパスは左サイドの中谷、マルケスを起点にして攻撃を作ってくる。センタリングを上げる形までは持ってくるんだけれども、うまくフィニッシュまでつながらない。本田は左サイドのサポートに流れ、後から上がってきた直志、慶がターゲットになるんだけれども、巧く収まらない。
 レイソルに関しては、玉田が傷んでいたようなのに崔と交代したのは安永。明らかに後半の玉田のパフォーマンスが落ちてきていたので、これはラッキーだったと言っていいんじゃないだろうか。それでも、腐っても玉田。楢崎と1対1の場面を作って見せたがここは神・正剛の勝ち。本人はどこに当たったか覚えていないというが、とりあえず止めたもん勝ち。あんたが大将です。
 そして終了間際ロスタイムに入ってから左サイドを抜け出したマルケスがゴール前へ。何度か似たようなシーンを外してきたので今度こそと思ってみていると、走りこんできたクライトンへパス。これをクライトンが蹴りこんでゴール。追いつこうと必死だったレイソルにとどめを刺しました。
 
 今日、取り上げたいのは中谷。開幕から渡邊にスタメンを奪われ、腐ってないかなと思っていましたが、いい感じです。前回見たFC東京戦はまだ試合勘が鈍っているかなと思わせるプレーもありましたが、今日は切れていました。時には背番号6が9に見えるほど。ただ、時にして本田やマルケスとポジションがかぶったりしてチャンスを台無しにしていたりもしたので、そこは今後試合を重ねてコンビネーションを上げていって欲しいところです。前節、脚がつったようにちょっとフィジカルが強くない中谷ですから渡邊といい形で切磋琢磨していってですね。
 
 それにしても、ウェズレイ、ヨンハッ、角田とレギュラーを欠いても残りのメンバーでも遜色ないサッカーが出来る。頼もしいチームになりました。増川の怪我の具合がよく分かりませんが、今後も連戦が続きます。このあともこのまま好調を維持して、首位鹿島を追い続けて欲しいものです。
 
 
 試合終了後、グランパス側ゴール裏にレイソルサポの一部が殴りこみに来るという不幸な出来事が起こりました。これについては他の記事に書きましたので、詳細は省略します。
 

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